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第二十話 外力その七

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「東京でもね」
「何処かに行ってか」
「三人で食べる?」
「そうするか」
「良好でなくてもね」
「それもいいか」
「うん、そう思ったけれどどうかな」
 こうもだ、小鳥は言うのだった。
「戦いが終わったら」
「それもいいか」
 神威は小鳥の提案を否定せずに応えた。
「言われてみれば」
「旅行を言ったのは私だけれどね」
「それでもだな」
「神威君とお兄ちゃんのお話を聞いてね」
「思ったな」
「うん、だからね」
 それでというのだ。
「そちらもね」
「考えるか」
「そうしよう」
「あの木の下で一緒に食べるか」
 封真も小鳥の話を聞いて言った。
「そうするか」
「そうね、それじゃあね」
「その時はな」
「私お弁当沢山作るから」
「三人でだな」
「一緒に食べようね」
 戦いが終わればというのだ。
「是非ね」
「あと来たい奴はな」
 その時の三人のところにとだ、神威は言った。
「誰でもな」
「来てなのね」
「そしてな」
「その人達も一緒にね」
「楽しんでもな」
「いいよね」
「そうだな」
 神威は小鳥の言葉に頷いた、そうしてだった。
 あらためて笑顔になってだった、小鳥に対して語った。
「その時を楽しみにしよう」
「うん、それでね」
「戦ってな」
「生き残ってくれるよね」
「そうする、俺はまだどちらか決めていないがな」
 天の龍になるか地の龍になるかをだ、まだ考えていてそのうえでどちらが小鳥も封真も護れるか見極めんとしているのだ。
「しかしな」
「きっとよね」
「俺は生きる」
 小鳥に答えた。
「戦ってな」
「生きてくれるのね」
「絶対にな、そしてな」
「戦いの後でね」
「三人で、そして」
「皆とね」
 小鳥も天の龍達のことを思い出してこう返した。
「来てくれる人皆で」
「旅行に行くかな」
「あの木の下でね」
「皆で楽しもう」
「そうしようね」
「それがいい、俺もだ」
 封真も言ってきた。
「そのつもりだ」
「お前もか」
「ああ、生きるからな」
 それでというのだ。
「その後でな」
「ああ、一緒にな」
「楽しもう」
「そうしよう」
 こう話した、そしてだった。
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