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仮面ライダー剣 悲しみが終わる場所
第十三章
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在」
「ジョーカーとして」
「いえ」
 だが青年は今の剣崎の言葉には首を横に振る。そして言った。
「全てを終わらせる者として」
「バトルファイトを」
「はい、確かに統制者もまたスサノオの分身の一つ」
「やっぱり」
 栞はそれを聞いて呟く。
「その力も圧倒的なものです。ですがそれを倒し全てを終わらせるのが」
「アンデッドになってしまった俺だと」
「そうなのです。統制者を倒せばモノリスはなくなります」
「そしてバトルファイトは終わる」
 剣崎はその言葉を聞いて呟く。
「全てが終わる」
「あのケルベロスは」
 ここで青年は言った。
「ケルベロス!?天王路か」
 剣崎達はその言葉に香を向ける。
「そうです。彼はそもそもはオルフェノク、エラスモテリウムオルフェノクだったのです」
「そうだったのか」
「ここでもオルフェノクが」
 乾達は青年の言葉を聞いて呟く。

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