第十二章
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こくりと頷いて答える。
「最初はモノリスは存在しなかったのです。全ての生命は創造者によって作られたものでした」
「そうなんですよ」
スマートレディもにこりと笑って述べる。彼女は青年の隣にいて剣崎や乾達は彼等を取り囲むようにしてそれぞれの席に座っている。そこには栞もいるし啓太郎や真理もいる。だが皆青年の話に驚きを隠せないでいたのだ。
「ですがモノリスにより縛られ」
「バトルファイトが展開されたの。悲しいわね」
「いや、悲しいっていうか」
啓太郎は口を開けたままで述べる。
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