2学期の終わり、動き出すCクラス。
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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ 作:コーラを愛する弁当屋さん
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2学期の終わり、動き出すCクラス。
12月下旬のある日の放課後。今日も今日とて俺はグループメンバーと共にお茶をしていた。
?? ケヤキモール、休憩スペース ??
「結局、どのクラスも退学者は1人も出なかったそうだな」
「それで良かったんじゃないかな。別のクラスでも退学する人が出るのは嬉しくないし」
最初の話題はペーパシャッフルの最終結果についてだった。
「俺も愛里ちゃんと同じ気持ちだな〜」
「そりゃー、仲良くやれるに越したことはないけどさ。学校の仕組み上それも難しいんじゃない? 上のクラスを目指す為には別のクラスを蹴落とさないといけないし」
「その通りだな。愛里や綱吉の言いたいことも分かるが、蹴落とさなければ蹴落とされるだけだぞ。この学校で勝つという事は他の3クラスを犠牲にすることだからな」
「そう……だよね……」
少し口調の荒くなった啓誠君の言葉にしょんぼりとしてしまった愛里ちゃん。
(……本当にそうかな。他の3クラスを犠牲にするしか、勝つ方法はないのかな)
「……でも俺は、可能性があるならそこを目指したいと思うな」
「は? おいおい綱吉。Dクラスのリーダーがそんな気持ちじゃ俺達が困るぞ」
「啓誠君の言いたい事は分かるし、真実なんだろうけどさ。何か別の勝ち方があるんじゃないかって思うんだよね」
俺の最終目標である、学年をまとめ上げて学年全体のボスになるという課題。
これを実現する為にも、できればそうなって欲しいとどうしても思ってしまうんだよな。
「……ぬるいな。その考えはぬるいぞ綱吉」
「そうだな。お前は優しいから、そう思うんだろうけどさ」
「……実力主義のこの学校では無理なんじゃないか?」
「……そうなのかな」
男子3人から考えを否定されて、やっぱり無理なのかと弱気になってしまう。
そんな俺に助け舟を出すかのように、波瑠加ちゃんが口を開いた。
「じゃあさ、裏技的な方法はないの? 最後の試験でCPが全クラス一緒になるとか。それで学年全員がAクラスで卒業〜。なんてことになったりし
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