ペーパーシャッフルC 〜大空に集いし新たな仲間〜
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ードで長谷部のとこに走っていったな」
「中々できる行動ではない。さすがは優しさに定評のある沢田だな」
「……絶対止めに行くと思った」
綾小路君には予想通りの行動だったようだ。さすがは相棒だな!
俺を心配する時間が終わると、幸村君は店内の時計を確認して咳払いをした。
「……こほん。邪魔が入ったが、勉強を始めようか」
「そうだね〜」
『だな』
幸村君のその発言で、そういえばまだ始まってもいなかった今日の勉強会がスタートした。
??2時間後。近くのコンビニにて ??
2時間の勉強会を終えた俺達は、三宅君の提案で近くのコンビニにやってきた。
「何か買うの?」
「アイスが食いたいんだ」
「ああ、頭を使った後は甘いモノだよね〜」
「お前はさっきまでも甘いモノを飲んでただろう」
「飲み物と食べ物は胃の収容スペースが別なんですぅ〜」
「あはは……その気持ちはわかるかも」
「……女子の神秘って奴か」
なんだかんだ楽しく会話をしながら、全員でアイスを買ってコンビニを出た。
そして、長谷部さんの提案で駐車場で食べていく事になった。
(懐かしいなぁ〜。獄寺君と山本ともよく買い食いしたよなぁ〜。あ、炎真達ともしたよなぁ〜)
中学時代の思い出に浸りながら、新しい友達とアイスを食べ始めた。
「ん〜♪ 妨害にも負けず、勉強を頑張った後のアイスは美味しいね〜」
「うん、美味しい」
「分かるよ〜」
「……」
皆がパクパクとアイスを食べる中、幸村君は持っている氷アイスの原材料名を凝視している。
「幸村君? どうかしたの?」
「……このアイス、保存料と着色料のオンパレードだな」
原材料名を見てるなとは思ったけど、そこを気にしていたのか。
「そこまで気にしてたら、何も食べれなくならないか?」
三宅君がそう聞くも、幸村君にはこだわりがあるのか首を振って否定する。
「食べるモノにはこだわりたいんだよ。そしてコンビニは単価が高い」
「ちゃんとしてるねぇ〜」
「そんな高校生、ゆきむーくらいじゃない?」
「細かい奴だなぁ」
「……俺もそこまでは考えないな」
「わ、私は節約には賛成かな」
佐倉さんも会話に入ろうと頑張っているようだ。綾小路君も結構積極的に会話に加わって来るので、このグループは相性がいいのかもしれないな。
そんな事を
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