体育祭の後@ 〜それぞれの放課後〜
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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ 作:コーラを愛する弁当屋さん
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体育祭の後@ 〜それぞれの放課後〜
「……ん、んぅ」
「あ、目が覚めたみたいだねっ!」
「……あれ?」
目を覚ますと、そこは見知らぬ天井だった。
そしてなぜかベッドに寝ている。
いや、それは違うな。何時間か前にもここに来てるんじゃないか?
だとすれば……ここは保健室のベッドだろうか。
「……ここ、保健室?」
「そうだよ、沢田君リレーでゴールした後倒れちゃったんだから!」
「リレーの後? ……あ! 俺ちゃんと1位でゴールしたんだっけ!? というか体育祭はどうなったんだ!?」
リレーを死ぬ気で走り切ったのは覚えている。が、詳しい事がうろ覚えだ。自分が何位でゴールしたのかも定かじゃない。
「わわっ! 落ち着いてよ沢田君! ちゃんと1位でゴールしてたから!」
「本当!? それならよ……あれ? 一ノ瀬さん?」
慌てすぎて気にしてなかったが、さっきから俺に声をかけているのは一ノ瀬さんだった。
……そしてよかった。無事に1位を取れたようだ。
「うん! 一ノ瀬帆波だよ〜♪」
「何で一ノ瀬さんがここに? ずっと付き添ってくれてたの?」
「ううん。放課後になってから見舞いに来たんだよ」
「ああ、もう放課後なんだ……」
そう言いながら窓の外を見てみると、数名の生徒が下校していく様子が見えた。さすがに今日は部活がないのか、運動部の声も聞こえてこない。
「さっきまでは堀北さんと綾小路君もいたんだよ。でも、用事があるからって2人でどこかに向かって行ったよ」
「用事? ……あ! 俺も行かなきゃ!」
そういえば、放課後には龍園君との問題を解決しなきゃいけなかった。
俺も行こうと慌てて立ち上がろうとすると、一ノ瀬さんにベッドに押し戻された。
「だ〜めっ。もう少し休憩しなさいって保健室の先生が言ってたよ?」
「で、でも、俺も行かないと……」
何とか食い下がろうとしたが、一ノ瀬さんは口元でバッテンを作っている。
「ダメです! それに、堀北さんと綾小路君にも頼まれてるからさ。沢田君が起き
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