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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
体育祭当日E 〜新たな境地〜
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って来たよ」

『!』

 

 平田の発言で、全員がグラウンドの入り口に目を向ける。すると、確かにツナがこちらに向かって走って来ていた。

 

 程なくして、ツナはDクラスのテントに到着した。

 

『……』

 

 ツナが近くに来た瞬間、全員がツナがいつもと違う事に気がついた。

 全身に死ぬ気の炎が充満しているからか、存在感が強くなっているのかもしれない。

 

「……すまない、遅くなった」

 

 遅れた事を謝罪すると、ツナは堀北と須藤を見て微笑んだ。

 

「堀北、よく連れて来てくれた。ありがとう」

「! 当然よ、それが今の私に出来ることだもの」

「さすがは堀北だな。……須藤もよく戻って来てくれた。ありがとう」

「お、おう。……ツナ、すまなかった。俺、残りの推薦競技に全力で臨むからよ!」

「ああ。頼んだぞ!」

 

 ツナの様子を見ていて、軽井沢と平田は綾小路達の言っていた事を理解した。

 

(本当に……全然違うじゃない。なんかいつもよりツっ君がカッコよく見えるわ)

(これが本気の沢田君? 本当にいつもと違うんだな)

 

 その時、ツナが平田に声をかけた。

 

「平田、推薦競技のメンバーを集めてくれ」

「え? うん、わかったよ」

 

 そして、すぐに推薦競技のメンバーが集まった。

 

 集まったのは、ツナ・綾小路・堀北・須藤・平田・櫛田・池・小野寺・三宅・前園の10名。午後の競技はこの10名で戦う事になる。

 

「皆、後は推薦競技のみだ。俺達は今、学年でも最下位。それに赤組も負けている。だが、残りの推薦競技で全て1位をを取れればまだ望みはある! 俺は死ぬ気で1位をとりに行く。でも俺1人の力じゃ勝てない、皆の力が必要なんだ。だから最後まで諦めないで力を貸して欲しい!」

 

「おお!」

「ええ!」

「もちろんだよ!」

「うん!」

 

 メンバー達から受け入れてもらえて、ツナは満足そうに微笑んだのだった……

  



読んでいただきありがとうございます♪

臨界点についてですが、ヤフー知恵袋で見たにわか知識なので、本来の意味と違っても許してください!

次回で推薦競技に入ります!
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