体育祭当日D 〜2つのピース〜
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ようかな♪)
(……ありがたいけど、遠慮します)
(あいつ、姫とイチャイチャしやがって……)
(いや、それは気のせいでしょ)
(……ツナ君、頑張ってください)
(ひよりちゃん……うん、自力で死ぬ気になってみせるからね!)
(……コーヒー飲みてぇな)
(少しは俺の心配してくれよ!)
また場面が変わると、そこは体育館からグラウンドに繋がる通要路だ。
そこを堀北さんと須藤君が歩いている。
さすがはパートナー。見事に須藤君を説得してくれたらしい。
〜 通要路 〜
「……ツナ、俺の事怒ってるよな」
「そんなわけないでしょ。沢田君はあなたの親友でしょう?」
「それはそうだけどよ……」
「大丈夫、沢田君はあのくらいで態度を変えたりしないわ」
(……ツナ、迷惑かけてごめんな。俺、午後から頑張っから!)
(須藤君、いいんだよ。それに俺は戻ってくれるって信じてたから!)
(沢田君、勝つ為に必要なピースは集めたわよ。後はあなたに託す。Dクラスの事をお願い)
(……ありがとう堀北さん。十分力になってくれたよ。後は俺に任せて! 絶対に勝つから!)
仲間達の様々な思いが俺の力になる。
皆ありがとう。後は俺に任せてくれ。
俺が……俺が絶対に勝ちを掴んで見せるから!
??ボウウッ!
「! 沢田さん!」
「……」
??ツナの額に死ぬ気の炎が灯った。無事に自力でのハイパー化に成功したようだ。
その様子を見てリボーンはニヤリと笑ったのだが、すぐに真剣な表情に戻った。
(ツナ、これではまだ不十分なのは分かってるな? 体育祭に戻る為には、激スーパー死ぬ気モードにダウングレードしなきゃなんねぇからな)
リボーンが心の中でそう呟いた瞬間、ツナの額の炎がノッキングのように明滅を始めた。
「ふっ、そうだツナ。それでこそ俺の生徒だぞ」
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