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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
体育祭当日C 〜エースを取り戻せ!〜
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立ち上がった。

 

「もう戻りましょうか」

「あ、戻る前にやっておかないといけない事が……」

 

 ??ガララ。

 

『!』

 

 歩き出そうとする堀北さんを止めようと立ち上がると、勢いよく保健室の扉が開かれた。

 

 そして、廊下から何人かが保健室に入って来た。

 

「よお、鈴音。パシリ。探したぜ?」

「龍園君……」

「あ、よかった! ここにいたんだね〜」

「どうやら、当事者全員が揃ったようだな」

「桔梗ちゃん! 茶柱先生まで!」

 

 入って来たのは龍園君、桔梗ちゃん、茶柱先生。

 そして、最後に入って来たのは……

 

「くくく……」

「……小狼君」

 

 Aクラスの王小狼君だった。

 

「……先生まで連れて、何の用かしら?」

「おいおい、何の用はないだろうが。お前達が一番よく分かっているはずだろ?」

「何を言っているの?」

 

 俺達が状況を飲み込めずにいると、龍園君は奥のベットを隠していたカーテンを開いた。

 

 ??シャッ!

 

「……コイツの事さ」

「! あなた、確かCクラスの……」

「うちのクラスの木下だ。お前達のせいでこんな事になってんだぜ?」

 

 ベットに寝ている木下さんは、被り布団を目元まで被っている。そして若干震えているようだ。

 

「木下さんとの接触の事を言っているのかしら?」

「そうだ。お前と接触したせいで木下はなぁ……」

 

 言葉を途中で止めると、龍園君は木下さんが被っている被り布団を乱暴に引き剥がした。

 

「ヒッ……」

「……見てみろよ。木下の足を」

「? ……っ!?」

 

 よく見てみると、さっきまで被り布団で隠れていた木下さんの片足は……痛々しく包帯をグルグルに巻かれた状態だった。

 

「こりゃひでぇなぁ。よくもまぁ、こんなことが出来るぜ」

「どう言う意味かしら?」

「あ? 木下の怪我はお前達の故意的なものだって言ってんだよ」

「なっ!?」

「……」

 

 意味の分からない龍園君の訴え。

 どうして木下さんの怪我が、俺達が故意的にさせた事になるんだ。

 

 また無実の罪を被して退学に追い込むつもりなのか?

 

「そんなわけないだろ。あの時の2人を見ていたら、堀北さんが故意的にやった接触事故だと思うわけがないじゃないか」

「うっせぇよパシリ。それに勘違いすんなよ? 俺は鈴音とお前が木下を怪我させた≠チて言ってんだよ」

「……それも意味が
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