体育祭当日A 〜牙を向く悪意〜
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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ 作:コーラを愛する弁当屋さん
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体育祭当日A 〜牙を向く悪意〜
「くそがっ!」
「……須藤君」
龍園君の卑怯な策略に憤慨する須藤君。
一方、フィールドでは1年女子の玉入れ競走が始まっていた。
「……さぁ、次は綱引きだから準備しよう!」
「……わかった」
平田君の呼びかけで、Dクラスの男子達は綱引きの準備に向かった。
?? 第4種目「綱引き」 ??
次の種目は綱引きだ。
綱引きも棒倒し同様に簡単なルールで、先に2回勝利した組が勝ちとなる。
「綱引きなら変な小細工は出来ねぇだろ! 純粋なパワー勝負だ!」
「そうだね!」
綱引きなら無茶な勝負にはならないだろう。
今のところ団体戦は赤組が勝っている。個人戦はイーブンと言ったところだろうか。こうなると団体戦や推薦競技でいくつ勝ちをもぎとれるか、そこが重要になってきそうだ。
所定の位置で綱引きの準備をしていると、1年女子の玉入れ競走が終了したらしい。
『ピッ! 白組の勝利です』
「……女子は負けちまったか」
「そうみたいだね……」
「よし! 女子の分も勝つぜ!」
「うん!」
落ち着きを取り戻した須藤君と再度気合を入れ直し、俺達は綱引きの開始を待った。
そして、ついに始まると言う時に、なぜかAクラスで問題が発生した。
事前の話し合いで、AもDも前から身長順に並ぶ事に決めたんだけど、Aクラスの数名の男子がその決定に従わないのだ。
葛城君が従わない男子達を見回していると、その中の1人が口を開いた。
「なぁ、葛城君。いつまでも偉そうに仕切らないで貰えないかな?」
「……橋本、どういう意味だ?」
声のした方に目を向けると、橋本という名前の男子が手を上げていた。
長めの髪を後頭部にまとめていて、どこか飄々としている身長の高い男子だ。
葛城君の質問に対し橋本君は鼻で笑う。
「いや、そのままの意味なんだけど? あんたのせいでAクラスは最近負けっぱなしじゃない
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