体育祭準備A
[1/10]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
閲覧履歴 利用規約 FAQ 取扱説明書
ホーム
推薦一覧
マイページ
小説検索
ランキング
捜索掲示板
ログイン中
目次 小説情報 縦書き しおりを挟む お気に入り済み 評価 感想 ここすき 誤字 ゆかり 閲覧設定 固定
ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ 作:コーラを愛する弁当屋さん
<< 前の話
目 次
次の話 >>
45 / 77
体育祭準備A
体育祭の方針を話し合った後、俺達Dクラスは体育館に来ていた。
体育祭までの間は体育の時間が増えるんだけど、そのほとんどが自由に体育祭に向けての練習に使う事ができるらしい。
という事で、俺達は最初の体育の時間をクラスの体力測定に使う事にした。
この結果でそれぞれが参加する競技を決めるわけだ。
?? 体育館 ??
「オラあ!」
??ピピッ!
「よっしゃ! 82.4だ!」
「なんつう馬鹿力だ!?」
握力測定機を掲げながら須藤君が吠える。
クラスメイトの男子達は須藤君の有り余る力に感心していた。
「普段から鍛えてんだよ。よし、次はお前だぜ高円寺!」
「……」
須藤君が高円寺君に握力測定器を渡そうとするも、高円寺はステージの縁に座って爪を整えるのに夢中だ。まったく反応しない。
「……おい、高円寺、お前だよお前!」
「……興味ないねぇ〜、私はパスさせてもらおう」
「ああ!? てめぇふざけんなよ!?」
「ちょっ! 落ち着いて須藤君!」
相変わらず非協力的な高円寺君に須藤君が殴りかかろうとした。
なんとか止める事に成功したけど、高円寺君の事もどうにかしたいなぁ……
「ちっ! ほら、じゃあ次はツナが測れよ」
「あ、うん」
苛立ったまま、乱暴に測定器を須藤君から手渡される。
次は俺が測定する順番のようだ。
「……」
握力測定器のバー部分を握りしめ、体の側面に添わせる。
(そういえば、中3の時、山本と獄寺君がこんな事言ってたっけ)
力を込める寸前、中学時代の握力測定の思い出が蘇ってきた。
そう、あれは一年前の春……
?? 1年前 ??
「はぁ、握力がなかなか上がらないなぁ……」
「そうか? 去年より大幅アップしてるじゃん?」
「そうっすよ! さすがは10代目です!」
「でもさぁ……2人比べれば全然だし」
2人との力量の差に落ち込んでいると、山
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ