体育祭準備A
[3/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「へぇ〜! 綾小路君も意外に筋力あるんだね!」
「え? 男子の平均くらいじゃないか?」
「いや、高一男子の平均は50じゃないじゃないかな」
「……そ、そうなのか……」
その裏では綾小路君もいい結果を出していたようだが、俺は見ていなかった。
?? 体力測定終了後 ??
「うん。これで男女共に運動が得意なメンバーは割り出せたね」
体力測定の結果、男女別にクラスメイトの中で運動神経の良い人が決定された。
女子
1位、堀北さん。
2位、小野寺さん。
3位、桔梗ちゃん。
男子(高円寺君を除く)
1位、須藤君。
2位、俺。
3位、綾小路君と三宅君。
男子3位は2人が同じ点数だってので同点3位となった。
多分高円寺君が参加していたら、須藤君は分からないけど他3人は順位は下がると思う。
無人島での動きを見れば、身体能力がハンパないのは明らかだからな。
「じゃあ、この結果を参照して各競技の参加者を決めようか。堀北さん、一緒に考えてくれるかい?」
「ええ。もちろん私も考えたいわ」
平田君と堀北さんが、体力測定の結果を参考にノートに各競技の参加選手を記載して行く。
「……よし、これでいこうか」
「ええ、これがこの結果から見ればベストだと思うわ」
「練習をしてみて、微調整はするだろう?」
「もちろん、ギリギリまで最終決定はしない方がいいわね」
2人での話が終わると、2人は皆の元に帰ってきた。
「皆、これが現時点でのベストメンバーだと思う。ノートを回すから、各自確認して欲しい」
「このキャスティングはトップシークレットよ。情報漏洩を防ぐ為に、写真に残したりするのは禁止するわ。忘れてしまったら私か平田君に確認してちょうだい」
そして、ノートはクラスメイト達を回っていき、俺と綾小路君の元にやってきた。
「え〜と。俺はどれかなぁ」
「……お前は全競技だろ?」
「あはは、そうでした」
ちょっとしたジョークを軽く流され、俺達はノートを開いた。
沢田綱吉……全競技参加。
男子二人三脚のパートナー「綾小路清隆」
男女二人三脚のパートナー「堀北鈴音」
1,200mリレー「アンカー」
綾小路清隆……推薦競技2種目参加。「男子二人三脚」「男女二人三脚」
男子二人三脚のパートナー「沢田綱吉」
男女二人三脚のパー
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ