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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
体育祭準備A
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「へぇ〜! 綾小路君も意外に筋力あるんだね!」

「え? 男子の平均くらいじゃないか?」

「いや、高一男子の平均は50じゃないじゃないかな」

「……そ、そうなのか……」

 

 その裏では綾小路君もいい結果を出していたようだが、俺は見ていなかった。

 

 

 ??  体力測定終了後 ??

 

「うん。これで男女共に運動が得意なメンバーは割り出せたね」

 

 体力測定の結果、男女別にクラスメイトの中で運動神経の良い人が決定された。

 

 女子 

 

 1位、堀北さん。

 2位、小野寺さん。

 3位、桔梗ちゃん。

 

 男子(高円寺君を除く)

 

 1位、須藤君。

 2位、俺。

 3位、綾小路君と三宅君。

 

 男子3位は2人が同じ点数だってので同点3位となった。

 多分高円寺君が参加していたら、須藤君は分からないけど他3人は順位は下がると思う。

 

 無人島での動きを見れば、身体能力がハンパないのは明らかだからな。

 

「じゃあ、この結果を参照して各競技の参加者を決めようか。堀北さん、一緒に考えてくれるかい?」

「ええ。もちろん私も考えたいわ」

 

 平田君と堀北さんが、体力測定の結果を参考にノートに各競技の参加選手を記載して行く。

 

「……よし、これでいこうか」

「ええ、これがこの結果から見ればベストだと思うわ」

「練習をしてみて、微調整はするだろう?」

「もちろん、ギリギリまで最終決定はしない方がいいわね」

 

 2人での話が終わると、2人は皆の元に帰ってきた。

 

「皆、これが現時点でのベストメンバーだと思う。ノートを回すから、各自確認して欲しい」

「このキャスティングはトップシークレットよ。情報漏洩を防ぐ為に、写真に残したりするのは禁止するわ。忘れてしまったら私か平田君に確認してちょうだい」

 

 そして、ノートはクラスメイト達を回っていき、俺と綾小路君の元にやってきた。

 

「え〜と。俺はどれかなぁ」

「……お前は全競技だろ?」

「あはは、そうでした」

 

 ちょっとしたジョークを軽く流され、俺達はノートを開いた。

 

 沢田綱吉……全競技参加。

 男子二人三脚のパートナー「綾小路清隆」

 男女二人三脚のパートナー「堀北鈴音」

 1,200mリレー「アンカー」

 

 綾小路清隆……推薦競技2種目参加。「男子二人三脚」「男女二人三脚」

 男子二人三脚のパートナー「沢田綱吉」

 男女二人三脚のパー
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