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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
体育祭準備@
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「軽井沢さんはさっきの2人の意見をどう思う?」

「私が? ……ん〜、そうね。私は堀北さんの意見に賛成かな……」

「それはどうして?」

「クラスで勝てれば結局後でポイントとして帰ってくるし、試験に関しては、前みたいに皆で勉強会すればいいかなって……」

 

 ほっぺをカリカリと掻きながら意見を述べた軽井沢さん。

 

「……私も軽井沢さんと同じ意見かな〜」

「私も! 軽井沢さんと同じ気持ち〜」

 

 俺の予想通り、軽井沢さんが意見を出したら彼女を慕っているクラスメイト達からも意見が出た。

 

「……俺は篠原の意見に賛成だなぁ〜」

「! 池……」

 

 そして、今度は池君が篠原さんの意見に賛同し始めた。

 

 これでいい。沢山の意見が集まる事が大事なんだ。

 

 これらを皮切りに、沢山の意見が飛び交い始めた。

 

 そして、このままでは決まりそうもないという事で、平田君の提案で堀北さんの複合案に篠原さん達も納得できる条件を付与することになった。

 

「それじゃあ……全競技の選手の選抜は能力重視で行う。各競技で得たPPはクラスで集計し、後で全員で振り分ける。そして、定期試験前には希望者で再び勉強会を開く……って事でいいかな?」

 

 全体の意見をまとめて決められたクラスの方針に、今度はクラス全員が頷いたのだった。



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