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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
2学期が始まる。
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もんな」

 

 ……せめてスーパージャンプと言ってくれ。

 

 須藤君の提案を聞いた堀北さんは、少し考え込むと頷いた。

 

「単純だけど、確実な方法ね。あなたと沢田君はクラス内でも飛び抜けて運動神経がいいもの。全ての推薦競技に参加するのは悪い話じゃないかもしれないわ」  

「……俺もそれに賛成だな」

 

 綾小路君も須藤君の提案に賛成の様だ。

 

 しかし、池君には少し不満があるようだ。

 

「待ってくれよ。健と沢田が推薦に全参加するのは賛成だけどよ。俺らにもチャンスはくれない? 点数欲しいしよ」

「クラスの勝つ可能性を下げるとしてもかしら?」

「いや、そうだけどさ。チャンスは欲しいぜ?」

「推薦競技は普通、運動神経の良い連中が出てくるぞ。寛治は運動苦手だろ?」

「わかんねぇじゃん? 偶然勝てる可能性もあるし、チャンスは公平にすべきだろ」

 

 池君、堀北さん、須藤君が意見を交わすも、このままでは纏まりそうもなかった。

 

「ん〜。細かいことはクラス全体で話し合うべきじゃない?」

「そうね。クラスの話し合いは必要不可欠でしょうね……」

 

 俺が場を収めるために放った一言に、堀北さんが頷いてくれたが、須藤君は納得いかないようだ。

 

 

「運動のできる奴が沢山参加するのが一番だろ。ツナも堀北も甘いぜ!」

「須藤君の言いたいことはよくわかるんだけどさ。体育祭はチーム戦だし、クラスで纏まる必要があると思うんだよ」

「須藤君と沢田君の全種目参加の意志は汲むつもりよ。けれど、手放しで全部の競技に出るのを後押しはできないわ」

「なんでだ?」

「体力には限りがあるもの。立て続けに出れば消耗するし、連勝は難しいわ」

「でも、運動音痴に任せるよりよくね? 疲れてても俺達なら寛治達よりは働けるしよ」  

「……今この話を続けても答えは出ないわね。次のホームルームでクラス全体で決めましょう」  

 

 堀北さんのその言葉で、俺達は解散した。

 

 席に着くと、学生証端末からメール受信音が鳴り響いた。

 

(ん? メール……あ、リボーンからだ)

 

 メールの送り主はリボーンだった。

 

 TO ツナ

 

 体育館に行く前に、特別棟の裏に来い。

 

 休み時間に呼び出しなんて初めてだったけど、無視はできないのでとりあえず返信しすることにした。

 

 TO リボーン

 

 わかった。

 

 そう返事を出し、クラス内を見回した。

 

 もう皆休み時間モードらし
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