夏休み最終日、episode of pool.
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な、なんでもないよ!?」
「そう?」
「あ、私が撮るよ!皆私の周りに集まって!」
立候補した桔梗ちゃんの周りに皆で集まる。
「行くよ〜? はい、チーズ♪」
??カシャッ!
今年の夏、2つ目の思い出が記録された。
「よし、オッケ〜♪」
「佐倉さん、また写真は2学期にでももらえるかな?」
「は、はいっ!」
「じゃあ皆、そろそろ帰ろうか♪」
マンションまで一緒に帰り、それぞれの部屋へと帰る。
明日からは2学期。また学校生活が始まる。
どんな事が起きるか分からないけど、Aクラス目指して頑張るぞ!
決意を新たに最上階の自分の部屋のドアノブを握る。
すると、一つ大事な事を忘れていた事を思い出す。
「あ……。今日はまだトレーニング終わらしてないじゃん! やばい、早くやらないと夜中までかかるぞ! 今すぐ始めないと!」
そして、俺は急いでエレベーターへと向かったのだった。
?? その頃。綾小路の部屋にて ??
綾小路は、部屋の中で誰かと通話していた。
「……無事成功したな」
「はぁ。まさか本当に仕掛けられてるとは思わなかったわ」
「すまんな。面倒かけた」
「……いいのよ。今日は楽しかったし」
「そうか? それならよかったが」
「……でも、なんで沢田君には教えなかったの?」
「絶対挙動不審になって他の女子に怪しまれるだろ」
「……確かに」
「だろ?」
「ええ……じゃあまた学校で」
??ピッ。
「……」
綾小路は電話を切ると、部屋の中で悶えている男達を見下ろした。
「……なぁ。もう帰れよ」
「あああ〜、なんで撮れてないんだあ〜」
「俺達の希望がぁ〜!」
「ちくしょう! こんなのってありかよ!」
「……はぁ」
悶えているのは、池・須藤・山内の3人。
そして、その3人の近くにある勉強机にはパソコンが置いてあり、その画面は真っ黒な画面を表示し続けていた。
『俺達の青春がぁ〜っ!』
by馬鹿3人組☆
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