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夏休み最後の5日間SS、そのA
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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ   作:コーラを愛する弁当屋さん

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 4.5巻の話を2話に分けると言いましたが、みんな大好きプール回は次回に持ち越します!

 なぜなら! 
 
 それまでの話で、15,000文字超えを記録してしまったからです??('ω')??

夏休み最後の5日間SS、そのA

 

SSC 堀北さんのSOS

 

 夏休み終盤の夕方、学校から緊急連絡があった。

 

 なんと、トラブルで敷地内全体が断水状態らしい。

 水道が使えない分、混み合う事が予想されるコンビニ等も使用禁止だ。

 ちなみに復旧は最悪明日になるそう。

 

 一応ショッピングモールか学生食堂に行けば、ベットボトルの水は配給してもらえるらしいけど。

 

「……まじか。飲み物とかあったっけ?」 

 

 冷蔵庫のドアを開けてみると、中にはコーラのペットボトルとお茶のペットボトルが一本ずつ入っていた。

 

「よかった。これで明日までは保つだろ」

 

 安心して冷蔵庫の扉を閉めると、リボーンがキッチンでお湯を沸かしている姿が見えた。

 

(あれ? ウチに飲料水は置いてなかったと思うんだけど)

 

 気になったのでリボーンに聞いてみる事にした。

 

「リボーン」

「ん?」

「うちに飲料水なんて置いてなくないか?」

「ああ。これは俺のブレンドコーヒー専用の水だ」

「専用?」

「そうだぞ。俺のスペースにこの水を備蓄してあるんだ」

 

 コーヒーメーカーの隣に置いたあったペットボトルの水を見せられる。

 そのラベルには、外国の文字が書かれていた。

 

(……イタリア語? 読めないや)

 

「それ、イタリアの水なのか?」

「ああ。イタリアの秘境で取れる湧水なんだ。コーヒーとの相性は抜群だぞ。9代目が毎月俺に箱で送ってくれるんだ」

「へぇ〜」

 

 珍しいのでジロジロとラベルを見ていたら、リボーンがニヤリと笑った。

 

「欲しいならやるぞ?」

「え、いいの?」

「ああ。1万ポイントでな」

「高いな!」

「当たり前だ。高級な湧水だからな」

 

 水に1万はさすがに払う気にはなれないなぁ……

 
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