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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
夏休み最後の5日間SS、その@
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の強襲に備えての赴任って?」

「ジョーコファミリーの幹部はボンゴレの壊滅を目論んでいます。バカンス中に仕留めきれなかった今、学校に強襲してきてもおかしくありません」

「そう! で、そんな時に綱吉クンの力になってあげてってユニに頼まれてさ〜、それでボク達が来たってわけさ♪」

「姫からボンゴレに掛け合ってな。ボンゴレも有事の為の人員を送り込むつもりだったそうだから、そこに俺と白蘭をねじ込んでもらったのさ」

「そんな事になってたとは……全然知らなかった……」

「ツナ君が学校生活に集中できるように配慮されたんですよ」

「そうそう♪ あ、ボク達は有事の時以外は学校に雇われたショッピングモール職員だから。学生生活を邪魔したりしないから安心していいよ♪」

 

 安心していいのか微妙だよ! 

 別に敵だとは思ってないけど……

 

「……それで、2人は八百屋を任されたんだね?」

「そう! でもそれだけだとつまんないじゃん? だから占いを始めたんだよね〜」

「……なんで占い?」

「女の子達が沢山集まるかな〜って!」

「そんな理由!?」

 

 ブルーベルが知ったら激怒するんじゃないか?

 この学校の女子が全員消されたりして……

 

 心配している俺の肩にγが手を置いてきた。

 

「心配すんな。学校の奴らに危害は加えない。姫との約束だからな。ブルーベルも白蘭が押さえるだろうよ」

「γ……俺の考えてる事がよく分かったね」

「俺も最初同じ事思ったからな」

「ああ……」

 

 気苦労が耐えなさそうなγに少しだけ同情してしまう。

 

「……でも、よく当たるって有名になってるね」

「うん! 平行世界に飛んで、お客さんに起こり得る出来事を調べてるからね、的中率は中々高いよ♪」

「それ占いなの!?」

 

 マーレの大空の適応者としての能力をそんな事に使うとは……

 いや、でも大繁盛しているからすごい有用な使い方なのかもしれないな。

 

「ところで、君達? お代は持ってきたかい?」

「ああ、これを買うよ」

 

 俺とひよりちゃんは、さっき選んだマシマロベジタブルを机の上に置いた。

 

「ワオ! さすがは綱吉クン。マシマロベジタブルを選ぶとはお目が高いねぇ〜♪」

「あはは……」

「よ〜し。早速占って上げようかなっ。ちょっと行ってきま〜す♪」

 

 そう言うと、白蘭は目を閉じた。並行世界へ飛んでいるのだろう。

 

「……これ、どれくらいかかるの?」

「ほんの数秒で戻ってくるぜ」

 

 γの言った通り、白蘭は
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