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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
船上試験終了後、区切りと決意。
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番目は俺になる。だから俺が巳グループの優待者に選ばれたんだ。……どう? 正解だろ?」

「……ふっ」

 

 課題の答えを回答し終えると、リボーンはニヤリと笑い、そして深くゆっくりと頷いた。

 

「正解だぞ。今回の特別課題もクリアだな」

「ほっ……よかったぁ〜」

 

 正解していた喜びでほっと胸を撫で下ろす。

 

「なんだツナ。自信なかったのに答え合わせに来たのか?」

「いや、自信はあったんだけどさ。この後クラスメイト何人かと昼飯を食べるんだよ。干支試験の総括も兼ねてるから、間違った答えを出してたら恥ずかしいだろ?」

 

 俺のその発言を聞いたリボーンは、なぜかため息を一つ吐いた。

 

「はぁ……お前はもっとドッシリと構えられるようにならんとダメだな。ボスがそんなんじゃ士気に関わるぞ」

「うっ……確かに……あっ、もう11時50分だ!」

 

 リボーンの小言から現実逃避しようとして時計を見ると、後10分で集合時間だという事に気がついた。

 

「リボーン、俺もう行くよ!」

「逃げやがったな? 日本に帰ったらリン……あ、待てツナ。言い忘れた事があった」

「ん? 何だよ?」

 

 半分背中を見せながらリボーンの言葉を待つ。

 

「今日の夕方に船の乗り換えがある。そこで姉妹校とは別行動になるからな。Otto talenti と行動できるのも今日の夕方までだ」

「あっ、そうか。もう明日から日本に帰るんだっけ」

 

 最後に獄寺君達にお礼を言っとかないとな。沢山助けてもらったし。

 

「わかった。後で全員と挨拶しておくよ」

「そうだな」

「うん、じゃあ、俺行くからな!」

 

 そして、俺は地下施設を出て待ち合わせしているカフェへと向かった。

 

 

 

 ?? 12時15分。カフェテリア ??

 

 カフェに集まったのは、俺・綾小路君・堀北さん・平田君・軽井沢さんの5人だ。

 

 昼飯を食べながら、俺と堀北さんと平田君で干支試験についての話を進めた。

 

「……と、いうわけで。干支の順番と生徒のあいうえお順が選定基準だったんだね」

「そうね。気付いてみればなんて事ない法則だったわ」

「でも、試験中に気づくのは難しいよ。自分のクラスの優待者を知ったとしても、確信を得る事はできないだろうからね」

 

 平田君のいう通り、少なくとも4人の優待者情報を知らないと確信はできないだろう。俺はDクラスとCクラスの優待者情報を知った事でこの法則性に気づいた。龍園君も4人の優待者情報を知ったから法則に気付
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