船上試験最終日、ひよりの正体。
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晴らし、アルコバレーノという人柱を作る必要を無くしてくれた、大空の様な人が」
「! ……なるほど。沢田綱吉君か」
「はい」
私が考えた、復讐者達の代わりにマフィア界の掟の番人となってくれる集団。
そのトップにはツナ君。貴方が相応しいと思ったんです。
?? 現在 ??
「……ええ? 俺が復讐者の代わり?」
「そうです」
ひよりちゃんから聞かされた話はまたも驚きのものだった。まさか復讐者の代わりに俺が法の番人になってほしいと言われるとは。
「大空と謳われたボンゴレT世。その真の後継者であるツナ君こそ、私の思う最高のリーダーだと思うんです」
「いや〜、そう言ってもらえるのは嬉しいけど……」
「安心してください。何もツナ君にだけその責任を担わせる訳ではありません」
「え? どう言う事?」
「私が考えた復讐者に変わる新たな法の番人。その集団には、3人の創設者が必要なんです」
「? 3人の創設者?」
「そうです。大空のボンゴレリングを持つツナ君。ブックマンである私。マーレリングを封印せし大空の巫女。この3人で創設するのが新たなる法の番人となる集団。そのリーダーをツナ君にお願いしたいのです」
『……』
大空の巫女……ってユニの事かな?
そんな俺の疑問はリボーンが代わりに口にしてくれた。
「おい、大空の巫女ってユニの事だよな?」
「ええ、そうです」
「と言う事は……お前はさっき、俺達のボスがこの学校に入学した理由の一つが自分の目的と同じだって言っていた。……つまり、ユニはもうお前の考えに賛同しているって事か?」
「はい。ユニさんには入学前に私の口からさっきの考えを伝えました。そして心よく引き受けてくれましたよ」
「……そうか。おいツナ、ユニが引き受けているならお前も引き受けるべきだぞ」
「ええ!? なんで?」
さっきまで警戒してるっぽかったのに、なんで急にそんな事を?
(……というか、ユニがこの学校に入学するって何? ユニが同級生の中にいるとでも?)
「ユニが受け入れてるなら、それは間違いなく必要な事のはずだ」
「ユニには未来が見えるからって事?」
「そうだぞ」
「ん〜、でもなぁ」
いまいち踏み切れずにいると、ひよりちゃんが微笑みながら椅子から立ち上がり、俺に近づいて来た。
「さっきの話だけでは決断しきれないですよね。なので、ユニさんにも話した内容をツナ君にもお伝えします」
「?」
「一年前、さっきの私の考えを聞いた父はなぜか笑い出したんで
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