船上試験、最終日昼。
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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ 作:コーラを愛する弁当屋さん
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船上試験、最終日昼。
?? 山内side ??
船上試験の3日目は完全休日。明日が最終日という事もあり、生徒達には独特の雰囲気が流れている。
そんな中、俺は遊技場で主人のご機嫌取りに勤しんでいた。
?? 船上試験休養日、夜。遊技場 ??
船内にある遊技場にはビリヤードやダーツ、テーブルゲームといった暇つぶしに持ってこいな遊び道具が多数取り揃えられている。だが今は俺を入れて2人の男子生徒しかいない。
もう1人の男子生徒はビリヤード台に座り、俺はその前に跪いている。
もちろん、座っているのは俺の主人である王小狼だ。
「……で? きちんと始末してきたのか?」
「もちろんです。睡眠薬で眠らせて、麻袋に閉じ込めて海に投げ捨てました。眠ったまま溺死した事でしょう」
「そうか……」
小狼は台を降りると俺の肩をポンと叩いた。
「!」
「よくやった。それでこそ俺の奴隷だ」
「は、はい! ありがとうございます!」
跪いたまま俺は頭を下げる。
(誰かに見られたら相当恥ずいぞこれ! でも俺の明るい未来の為、ここは頑張るしかねぇ!)
「……美雨も手伝ったんだろ?」
「ええ。作戦を立てたのも貴方の妹です」
「よし、あいつも自分の立場を理解している様だな」
王ちゃんが自分の言う通りに動いた事を確認し、小狼は満足そうに笑った。
「……あの、小狼様?」
「ん?」
主人の命令を完璧に……それはもう完璧に遂行した俺であったが、一つだけ気がかりなことがあった。
「船から沢田を突き落としたの、俺達だってバレませんかね?」
それは、警察や学校に自分が沢田殺しの犯人の1人だとバレる事である。
今までもschiavo Giapponeとして上からの様々な指令をこなして来た俺だが、人殺しは初めてだったから正直少し怖い。
あ、そもそも犯罪を犯すのが初めてなんだけどな。
「はぁ? お前バレる様な消し方をしたのか?」
(あ、やべ!
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