船上試験、休養日。
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「よし、落とすぞ。じゃあな沢田。あの世で恨むなら王ちゃんを恨めよ」
「! ……」
「くくく、冗談だって。よいしょっと!」
?? ザバーン!
大きめの音を立てて、麻袋は着水する。が、エンジンの音でかき消されてほとんど聞こえてないだろう。
「おーわり! 終わってみれば呆気ないもんだなぁ」
「……」
「さっそく小狼様に報告してくるわ。一緒に行く?」
「……行きません」
「そっか。まぁ小狼様も顔を見たくなさそうだったしなぁ」
そして、男の方は1人で歌劇場から遠ざかっていった。
一方、残っている女の方は……
「……これで、いいんだよね? ツナ君」
麻袋が投げ出された海に向かって、ポツリとそう呟いたのであった……
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