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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
船上試験、2日目夜。
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(ん? メール? ……あ、リボーンからだ)

 

 メール送信者はリボーンだった。

 

 To ツナ

 美雨の両親は無事にボンゴレで保護したぞ。

 

(おお、上手く行ったみたいでよかったぁ〜) 

 

 俺はすぐに返信を返した。

 

 To リボーン

 ありがとう、助かったよ。

 

 返信をした後、俺はこの事をみーちゃんに伝える為にみーちゃんにメールを送ろうとした。

 が、すぐにできない事に気がついた。

 

「あ、そういえばみーちゃんの連絡先知らないじゃん」

 

 肝心の連絡先をまだ知らなかった……

(仕方ない。誰かにみーちゃんの居所を聞いてみよう)

 

 学生証端末をポケットにしまい、俺は客室の方面へと向かった。

 

 

 ?? 船上試験2日目、夜9時40分。廊下 ??

 

 客室フロアのロビーならまだ誰かいるだろうと思った俺は、ロビーへ繋がる廊下を歩いていた。

 

(女子の誰かがいればいいんだけどな……ん?)

 

 ロビーまであと数十メートルくらいまで進んだ時、ロビーから誰かが出てくるのが見えた。

 

(山内君と……あ、みーちゃんだ!)

 

 ロビーから出て来たのは、山内君とみーちゃんだった。2人はロビーから出ると、俺が来た方とは反対側のデッキに繋がる方の廊下へと進んで行った。

 

(付いていくか。2人の話が終わったらみーちゃんに声をかけよう)

 

 話が終わるまで近くで待っておこうと思った俺は、2人の後ろを付いて行く事にした。

 

 

 ?? 歌劇場の裏 ??

 

 2人が向かったのは、船内にある歌劇場の裏側だった。

 

(わざわざこんな所に来るって事は、人に聞かれたくない話だろうな。よし、俺はもっと離れた所で待っていよう)

 

 俺は歌劇場の正面で待っておこうと思い、2人に見つからない様に離れようとすると、みーちゃんの大きな声が聞こえて来た。

 

「な、何言っているんですか!? 本気ですか!?」

 

 (! 何だ? みーちゃん、かなり驚いてるみたいだけど)

 

 大声に驚いて足を止めていると、小さく山内君の声も聞こえて来た。

 

「王ちゃん、声が大きいよ! それに何を驚いてんだよ? 元々そのつもりでこの学校に入ったんだろ?」

「……わ、私は。……そんな事したくないです」

 

 その会話内容からどこか危険な気配を感じ、悪いとは思ったけどこのまま覗いておく事にした。

 

「今更何
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