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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
船上試験、2日目昼。
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俺はとある客室を尋ねていた。

 

「え〜と、040号室だったよな。……あ、ここだ」

 

 客室の040号室のドアの前に立ち、ドアをノックした。

 

 ??コンコン。

 

「はーい?」

「沢田です」

「! すぐに開けます!」

 

 ??ガチャ。

 

 040号室のドアが開かれると、中からアルロが顔を出した。

 

 

「ボス! わざわざあたし達の部屋に来て下さったんですか?」

「うん。あ、ビアンカとカルメンもいる?」

「はい! どうぞどうぞ、お入り下さい!」

 

 404号室は、アルロ・ビアンカ・カルメンの客室だ。

 少し用があるからと、今朝に獄寺君に聞いておいたんだ。

 

「……あら? ボスじゃありませんの」

「ええっ!? 本当だ! あっ……ボス、ようこそいらっしゃいました」

「急に来てごめんね。2人に少しお願いしたい事があってさ」

 

 ビアンカとカルメンは紅茶を飲んでいたみたいだ。

 紅茶のいい匂いが漂ってくる。

 

「お願いですか? 何でしょう?」

「……なんなりとお申し付け下さい」

「ありがとう」

 

 無人島試験じゃないし、お願いを聴いてくれるか少し不安だったけど、普通に聞いてくれるみたいで安心した。 

 

「実はね、2人にはCクラスの情報収集して欲しいんだ」

「Cクラス……あの龍園とかいう男のいる?」

「そう。その龍園君が今回の試験にとって重要な情報を掴んでるらしいんだ。だから、ビアンカにはCクラスの生徒になりすましてもらってCクラスの生徒達から情報を集めて欲しい。カルメンはどこかに隠れながら龍園君の会話を盗み聞きしてもらいたいんだ」

「なるほど……」

 

 ビアンカを少し考えると、笑顔で頷いてくれた。

 

「分りましたわ。そのお役目引き受けます」

「……無論、私もです」

 

 カルメンも静かに頷いてくれた。

 

「ありがとう。じゃあ何か分かったら報告をお願い。あ、電話番号とメルアドを交換してくれる?」

 

 そう言えばまだ連絡先を知らないので、俺は自分の学生証端末を取り出した。

 

「もちろんですわ。光栄です」

「御心のままに。……やったっ!」

「2人だけずるい! あたしとも交換してください!」

 

 アルロを含めて3人と連絡先を交換した俺は、040号室を後にした。

 

 

 ?? 船上試験2日目、午後1時。巳部屋 ??

 

 午後1時、俺は再び巳部屋にやって来た。

 これか
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