船上試験、2日目昼。
[3/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ょっ! 頭を撫でないで下さい!」
「ははは! ……ま、伝えたい事はこれだけだから」
真嶋の頭を撫でるのを止めると、家光は席を立った。
そのままBARから出て行こうとするが、途中で足を止めて3人の方へ振り返る。
「……先生方、息子の事を宜しく頼みます。こちらも学校に危険が及ばないように尽力しますので、どうかよろしくお願いします」
深々と頭を下げると、家光はBARを出て行った。
そして、家光がいなくなったBARには再び静けさが戻っていた。
3人はお酒を一口飲むと、同時に苦笑する。
「ふふっ、相変わらず騒がしい人だったなぁ」
「そうね〜。でも、なんか憎めないのよねぇ」
「……親バカなのも変わってなかったな」
その後もしばらく3人はBARで酒を飲み交わしたそうだ。
一方。BARを去った家光は、船内の地下施設にやって来ていた。
?? 船内地下施設 ??
家光が地下施設に行くと、リボーンとコロネロが待ち構えていた。
「ちゃおっす」
「よお」
「おお。我が友達よ」
家光はコロネロとリボーンの前に立った。
「それで? 懐かしの顔には会えたのか?」
「ああ。3人とも立派な大人になってて安心したぜ」
「そうか。……それで、ジョーコについての情報は掴めたか?」
「まだ全然だ。ジョーコに関係する1年生については把握したが、それはそっちもだろう?」
「ああ。3名はいるな」
「その通り。ジョーコの次期ボスと、2名のschiavo Giapponeだ。……この事はツナは?」
「王小狼と美雨については知っている。もう1人の山内ってschiavo Giapponeの事は知らないがな」
「そうか。……それで本題だが、今日はお前に頼まれた件についての返答をしに来た」
家光が本題を切り出すと、コロネロが待ってましたとばかりに喰いついた。
「9代目は依頼を受けてくれたのか? コラ!」
「もちろんだ。とあるコンビを王美雨の自宅へと向かわせてくれた」
「……とあるコンビ? 誰の事だ?」
「良平と雲雀だ」
「! あいつらか。というか雲雀も動いてくれたのか?」
「おう。動いてくれたら並盛高校に欲しい施設や機材を調達する、って交換条件を出したからな」
ボンゴレ]世の晴の守護者である笹川良平、そして雲の守護者の雲雀恭弥。
9代目はツナの依頼をこの2名に任せたらしい。
「はっ、相変わらずの並盛愛だな」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ