暁 〜小説投稿サイト〜
ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
船上試験、1日目夜。
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もいるんだろ?」

「それは俺が守る。学校での出来事にボンゴレからの支援はできないんだろ? だったら俺が守るしかないよ」

 

 リボーンは俺の言葉を聞いてニヤッと笑った。

 

「言う様になったじゃねぇか。いいだろう。俺から9代目に連絡して、人員を選定してもらう」

「ありがとう! じゃあ頼むな!」

 

 ??去っていくツナの背中を見ながら、リボーンとコロネロは生徒の確かな成長を感じていた。

 

「……なんか、男になってきたな。コラ!」

「ふん。まだまだお子ちゃまだがな。俺の様なダンディーな男まではほど遠いぞ。でも……確実に成長していってる事だけは確かだな」

「ふん。素直に褒めてや……」

 ??ブブブ。

 

 コロネロの通信機が振動しているようだ。

 コロネロは素早く通信器を取った。

 

「こちらコロネロ。なんだ、コラ!」

(もうじき、そちらに親方様が到着されます)

「あ? なんで家光が?」

(なんか、可愛い息子と昔の生徒に会いにいくとか)

「何だその理由は! コラ! 情報を掴んだとかじゃないんか!」

(すみません、止められませんでした)

「もういい! とにかく用件は聞いたぜ、コラ!」

 

 コロネロは乱暴に通信器を切った。

 

「家光が来るのか?」

「ああ」

「なんでだ?」

「知らん! 愛しの息子に会いに来るらしいぞ、コラ!」

「そうか……」

 

 そして、2人は壁の通路の方に戻って行った。

 

 

 ?? 夜8時、2階巳部屋。 ??

 

 結局、平田君達と情報交換をする時間もなく夜の8時になってしまった。

 

『……』

 

 夜のグループディスカッションでも、Aクラスはやはり試験放棄の姿勢を崩さない。

 

「……困りましたね」

 

 ひよりちゃんも困っているようだ。

 

 B〜Dクラス内での話し合いも、1時間も持つわけもなく、実質30分くらいしか実のある話は出来ていなかった気がする。

 

「……あと4回の話し合いで、優待者を見つけられるのかな?」

 

 夜のグループディスカッション終了後、佐倉さんがそんな事を呟いた。

 

「……頑張ろう!」

 

 俺もそんな事しか言ってあげれない。

 だって優待者は俺だからなぁ。

 

 

 

 ?? 客室フロア、ロビー ??

 

 堀北さんとの集まるまで、少し時間があるので客室フロアのロビーで同室(高円寺君は抜く)のメンバーで情報交換をする事になった
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