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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
船上試験、1日目昼。
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項?」

「ああ。この試験中、禁止事項とするのは暴力行為のみだ」

「……そっか」

「そうだぞ。んじゃ頑張れよ。試験終了の翌朝に、またこの部屋に集合な」

「うん。わかった」

 

 そして、俺は027号室を後にした。

 

 

 

 ?? 客室、廊下 ??

 

「……」

 

 廊下に戻った俺は、来た道を戻りながらリボーンの言っていた事を思い返していた。

 

『この試験中、禁止事項とするのは暴力行為のみだ』

 

 ……。

 

 つまり暴力行為以外は何をしてもいいワケだ。

 だったら、Otto talenti の力を借りる事もルールの範疇だろう。

 

 ……でも今回は姉妹校は試験に参加してないから、協力してもらおうにも厳しいか? それよりも、クラスメイトや自分のグループの情報の方が重要かもしれないぞ。

 

 課題をクリアする為に、まずはを問題を明らかにする。

 具体的な行動方針を決めるのは、問題を理解してからか。

 

 シンキング。

 思考する課題はもうすでに始まっているようだ……

 

 

 

 

 ?? 午後1時、2階の巳部屋 ??

 

 

 数時間経ち、俺は1回目の話し合いに臨むべく巳部屋を訪れた。

 

 部屋の真ん中には円形の机が置いてあり、椅子が15脚置かれている。

 それとは別に3人掛けくらのソファーが2つ、部屋の隅の方に置かれているようだ。

 

(まだ誰もいないな……)

 

 俺が一番手だった様で、適当な席に座って待っていると5分もしないうちに15名全員が集まった。

 

 席順は、誰も何も言っていないのにそれぞれクラスごとに固まっている。

 

 

 『……』

 

 室内を無言が包む事2〜3分。室内のスピーカーからチャイム音が鳴った。

 

『ピンポンパンポーン。……ではこれより、1回目のグループディスカッションを開始します』

 

 短い放送で試験の開始が宣言された。

 

 

 〜第一回グループディスカッション開始〜

 

『……』

 

 試験が始まったけども、誰も口を開こうとしない。

 まぁ、お互いよく知らない人がほとんどだろうし話しづらいよね。

 

(……しかし、いつまでもこのままでは進まない。それに、最初はまず自己紹介からするようにと学校側から言われてるんだったよな)

 

 俺は膠着した場を動かすべく、自分から話を進める事にした。

 

(他のメンバーに
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