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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
船上の試験、始まる。
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めてくれたなぁ、鈴音ぇ?」

「? 嵌める? 何のことかしら?」

「とぼけんなよ。俺が失格になったのはお前の仕業だろう? 大方腰巾着を使って俺が失格になるように仕向けたかったんだろうがな」

「意味が分からないわ」

 

 堀北さんが意味が分からないのは当然だ。

 だって俺と綾小路君で勝手に起こしたいざこざだもん。

 堀北さんは完全無関係だし。

 

「堀北さんは関係ないよ。俺達の喧嘩に君が巻き込まれただけだから」

「あ? 巻き込まれただぁ?」

「そうだよ。……後、君を失格にさせたのは俺。あそこに行く前に先生に近くで待機してもらってたんだよ」

「……そうかよ」

 

 そう言うと、龍園君は俺の顔に自分の顔を近づけた。

 

「……なら、この前のお礼をしねぇとなぁ」

「……暴力でもする気?」

「いや、別の方法でお前に復讐してやるよ。楽しみにしてろよ? 猿のパシリ」

 

 そう言ってこの場を去ろうとする龍園君。

 俺は去っていく彼の背中に言葉を投げかけた。

 

「……ねぇ!」

「……あ?」

「狙うなら俺を狙ってね? もし別の誰かに手を出そうとしたら……死ぬ気で止めるからな」

「……はっ、言ってろよパシリ」

 

 俺の言葉を鼻で笑って、龍園君はどこかに去っていったのだった……

 

 



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