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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
船上の試験、始まる。
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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ   作:コーラを愛する弁当屋さん

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船上の試験、始まる。

 

「……5人部屋でも快適そうだな」

「うん。さすがは豪華客船だよね」

「俺達の様な高校生の身分で、こんな船に乗れるのはありがたいことだ」

「そうだね。滅多にできる経験じゃないよ」

「……ふふ、今日も美しい〜」

 

 表マフィアランドから客船に戻った俺達は、荷物を纏めて別の豪華客船に乗り移った。日本校と姉妹校の1年が乗船しているから、今回の船は前の船よりさらに巨大な客船だ。

 

 しかし、前の船では個室だったのにこの船では4〜5人部屋になっているのはなぜだろうか。

 船自体が大きい訳だから、全員に個室を与えてもよさそうだけどな。

 

 ……まぁ、学校側には何かしらの思惑があるってことなんだろうけど。

 

 俺が泊まる部屋は5人部屋。

 ルームメイトは綾小路君・平田君・幸村君・高円寺君の4人だった。

 

 今は荷物を部屋に置いて小休止を取っている所だった。

 

「よし、俺は船内を見回ってくる」

「ふふふ、私はプールにでも行ってくるよ」

「うん。行ってらっしゃい」

(……いつの間に水着に?)

 

 小休止が済むと幸村くんは船内の探索に向かい、いつのまにか水着に着替えて準備万端だった高円寺君は、デッキ内に設置されたプールへと向かった。

 

 部屋に残ったのは俺と綾小路君と平田君。

 

 これから何をしようかと考えていると、平田君が話しかけてきた。

 

「沢田君。綾小路君。この後、一緒にお茶しないかい?」

「え? お茶?」

「うん。軽井沢さんと約束してたんだけど、良かったら2人もどうかなって」

 

 平田君からお茶のお誘いを受けた。俺はお受けしようかなって思ってたんだけど、綾小路君は首を横に振った。

 

「……遠慮する。平田との時間を邪魔すれば軽井沢に恨まれそうだからな。俺も適当に船内をうろついてくる」

 

 そう言って、綾小路君は1人でどこかに行ってしまった……

 

(……ん〜。軽井沢さんが平田君と2人でお茶したいなら、俺が行くのは申し訳ないかなぁ)

 

 綾小路君の言葉に納得して俺もお断りしようとした所、平田君
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