表マフィアランドにてA
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るんだぜ、コラ! 活性と沈静の力を持った2人が医療に特化することで、2人が元々持っていた医療の才能が花開き、2人が揃えばほとんどの怪我や病気を治癒できるコンビになったんだ。その実力は医療班を武者震いさせる程で、今じゃボンゴレ本部では『未来の医療班のトップ』だと言われるようになったんだ」
「ええっ! 2人共すごいんだ……」
「ツナ、あいつらがなんて呼ばれているか知ってるか?」
「え? なんて呼ばれてんの?」
「anges dans le ciel。大空の天使達≠セ」
「ふぇぇ〜」
ナース服の2人を見て、確かに天使だなぁと思ったのは内緒だ。
そして無事に全員の治療が終わり、京子ちゃんとハルは元の姿に戻った。
「怪我人はもう大丈夫?」
「うん。しばらくは安静だけどね」
「そっか……2人共ありがとう。凄かったよ」
「そうでしょ? ツナ君の力になれる様に、私達も頑張ってきたんだから!」
「えへへっ、褒められちゃいました〜♪」
お礼の言葉に京子ちゃんは嬉しそうに胸を張り、ハルは身悶えした。
??ぱんぱん!
その時、リボーンが手を叩いて皆の注目を集めた。
「よし。お前達は中央のホテルに戻れ、もうジョーコの奴らもいないし大丈夫だろ」
「うん、わかったよ」
リボーンにそう言われて、俺達は中央のホテルに戻る事になった。
?? 中央のホテル。2階ホール ??
「! 沢田君。トイレで倒れているのかと思ったわ」
「あ、ごめんね堀北さん。なかなかお腹の調子が戻らなくて」
「……もう具合はいいのか?」
「綾小路君、うん。もう大丈夫」
ホールに入ってすぐ、堀北さんと綾小路君に声をかけられた。
けっこう時間が経ってるし、心配させて当然か。
俺が合流してすぐ、真嶋先生がメガホンで一年全員に呼びかけた。
「注目! 不審者は拘束されたそうだが、安全を考慮して2日間の予定だった遊園地での自由行動は中止とする。よって今から客船に戻る」
『ええっ!』
各クラスから驚きの声が上がる。楽しみにしてた人達からすれば残念だろうけど、ジョーコの飛行船が落下してたりと普通に営業できる状態じゃないから仕方ないな。
「残念だね。せっかくの遊園地なのに」
「……俺は別に」
「私は逆に大歓迎だわ。船で本が読めるもの」
「そ、そっか」
さすがは俺的Dクラスのトップ2、いつだってクールである。
「それから……元々の予定
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