表マフィアランドにてA
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くれた。
「うんっ! 頼りにしてますよ、ボス♪」
一方、ハルは顔を真っ赤にしていた……
「は、はひっ! 今のはプロポーズと捉えても!?」
「違うよっ!」
(相変わらずハルはとんでもない発想をするな)
「よし、ツナの許しも出た所で2人に力を見せてもらおうか」
「うん!」
「良い所みせますよ〜!」
リボーンにそう言われた2人は、肩に乗ったアニマルに話しかける。
「きなこ、お願い」
「お仕事の時間ですよ、こむぎ!」
『くぅ!』
『キュイ!』
そして、2人同時にある言葉を唱えた。
『形態変化カンビオ・フォルマ!』
「ええっ!?」
きなことこむぎが光を放ち、京子ちゃんとハルの体を包み込む。
やがて光が消えると……そこにはナース服を着た2人が立っていた。
「じゃ〜ん♪」
「どうですか! ナースモードですよ!」
「形態変化カンビオ・フォルマして、ナース服になった!?」
京子ちゃんは黄色のナース服、ハルは青いナース服に変化した。
どちらも腰の所にポーチを付けている。
2人が形態変化カンビオ・フォルマした事に驚いていると、さっそく仕事に取り掛かり始めた。
「ハルちゃん、始めるよ」
「はいっ!」
京子ちゃんがポーチからメガネを取り出した。
「スキャンレンズ」
(メガネの京子ちゃん……いいね!)
メガネをかけた京子ちゃんは、怪我人の患部を観察し始めた。
どうやら視認した対象の容体を確認できるメガネの様だ。
「うん、そこまで深い傷はないけど、傷から細菌が入り込んでるみたい。ハルちゃん。殺菌の活動を鎮静して」
「はひっ! 大変です! すぐに処置します!」
今度はハルがポーチから注射器を取り出した。
「チクっとしませんからね! 沈静の注射レスト・ショット!」
青い液体が入った注射を怪我人に打ち込んだ。
どうやら、あの液体には細菌やウイルスの活動を鎮静する効果があるようだ。
「よし、後は傷を直すだけだね。いくよ〜」
京子ちゃんがリングを付けた手を傷口にかざした。
「サンシャイン・ヒール!」
リングから黄色の炎が放出され、その炎が怪我を直していく。
無言で2人の治療を見ていたら、コロネロが口を開いた。
「京子は晴、ハルは雨の波動を持ってい
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