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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
表マフィアランドにてA
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じゃあ一発で決めてくれと言ってるようなもんじゃねぇか」

 

 空中から敵の様子を確認した山本は、そう呟きながら敵の近くに着地する。

 

「! ボンゴレの剣士だ!」

「全員もっと固まれ! 我らの鉄壁の防御陣を見せてやるんだ!」

 

 無防備な登場をする山本。すぐさまに山本の接近に気づいた敵陣は、さらに密集する様に固まり始めた。

 

 どうやら守りにには自信があるようだ。

 ……しかし、山本の前ではそれも無意味。

 

 守りに徹する敵を見て、山本は不適に笑う。

 

「へへっ! 防げるもんなら、防いでみな。小次郎!」

 

 ??ヒュン!

 小次郎が右太刀から飛び出し、山本の前で浮遊する。

 

「行くぜ? ……時雨蒼燕流、特式十の型。燕特攻スコントロ・ディ・ローンディネ!」

『う……うわぁぁぁっっ!?』

 

 小次郎が発生させた水を抉る様に巻き上げながら敵陣に向かって突っ込んでいく。

 その勢いで、敵陣の防御は簡単に崩されて全員が吹っ飛ばされてしまった。

 

「へへっ、ツナ。お望み通りに一撃で沈めてやったぜ!」

「ワオーン!」

 

 山本の勝利を、左太刀の次郎が遠吠えで祝福した。

 

 

 

 山本の活躍を見て、リボーンは満足そうに頷いていた。

 

「山本の奴、また腕を上げたか?」

「当たり前だぜ、コラ! 姉妹校に入ってからは剣の修行の時間が増えてるからな」

「そうか。……お、獄寺の奴も敵と接触するぞ」

 

 2人は今度は獄寺のいる方へ視線を向けた。

 

 

 

 ?? 獄寺の戦闘 ??

 

 獄寺が向かっている先で、10人の戦闘員が散り散りになって散策をしている。

 

「……10代目がカッコイイ所を見せろとご所望なんだ。テメェらにはその生贄になってもらうぜ」

 

 散り散りになっている戦闘員達を全員視界に入れられる位置で滞空する。

 獄寺は、体に巻きつけられたベルトからダイナマイト10本取り出した。

 そして、口に咥えたパイプ型発火装置で着火する。

 

「……敵に気付かれる事なく終わりだな。果てろ! ロケットボムverX!」

 

 獄寺の手から、敵に向かってホーミング機能のあるダイナマイトが発射される。

 

 10本のダイナマイトはそれぞれが目標に向かって正確に狙い撃ち、見事に10本全部が相手に直撃した。

 

『ぐわぁぁぁぁっ!』

「……ボンゴレを狙おうなんざ、100年早ぇよ」

 

 カッコよく決めた獄寺
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