表マフィアランドにて@
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トラクションの周囲を2人ずつの5つのチームに分かれて探索する者達の3つだ。
(……よし、ここはそれぞれの得意な戦闘ができる様に配置するか)
作戦を決めた俺は3人のいる方へ振り返り、最初にクロームに話しかけた。
「クローム。お前はこのホテルの周囲に『霧のカーテンコルティーナ・ネッビア』を展開させろ。そして、俺達の戦闘中にホテルに接近しようとする者がいたら、そいつの相手を頼む」
「わかった」
クロームは笑顔で頷いてくれた。
続いて山本に指示を出す。
「山本は円形に固まってる集団の相手を頼む。一撃で沈めてやれ」
「おう! 任せとけ!」
山本の笑顔は周りの安心させる力があるよな。
最後は獄寺への指示だ。
「獄寺、細々分かれてる奴らの相手を頼めるか。久々にスモーキン・ボムの勇姿を見せてくれ」
「はいっ! お任せください、10代目!」
嬉しそうに敬礼する獄寺。
そして、最後に俺の相手だが……
「俺は飛行してる奴らと飛行船を相手する。地面に堕とすから、もしまだ動くようであれば対処はお前達にまかせるぞ」
「了解です!」
「まかせろって!」
「了解」
??キラン。
その時、3人のボンゴレギアが光を放った。
すると、ボンゴレギアからは俺達の相棒が飛び出して来た。
「ガウゥ〜♪」
「ニャァァ!」
「ワンワン!(バサバサッ!)」
天空ライオンのナッツ、嵐猫の瓜、雨犬の次郎と雨燕の小次郎だ。
「ナッツ、久しぶりだな」
「ガルル〜♪」
俺の肩に乗ったナッツは嬉しそうに顔をすりすりしてくる。
「ニャアアア!」
「痛っ、コラ瓜! 引っ掻くんじゃねぇ!」
瓜はさっそく獄寺を引っ掻いて遊んでいる。
「ハッハッハッ」
「ははは、久しぶりだな〜お前ら」
山本達は相変わらずの仲の良さだった。
相棒との感動の再会も程々に、戦闘準備に移る。
「ナッツ」
「瓜」
「次郎、小次郎」
『形態変化カンビオ・フォルマ!』
「GAOOOO!」
「ニャアアアア!」
「ワオーン!(ヒュン!)」
形態変化カンビオ・フォルマした事により、俺のガントレットは肘まで覆われる様に形を変える。
獄寺にはサングラス型ディスプレイと全身にダイナマイトを帯びたベルトが巻きつけられ、山本は二
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