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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
表マフィアランドにて@
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くと、リボーンは今の状況を説明してくれた。

 

「敵体マフィアの襲撃だ」

「! 襲撃!?」

「そうだぞ」

 

 中学の時にもあったな。あの時はスカルの部隊が来てたんだっけ。

 

 俺が昔の事を思い出していると、獄寺君が口を開いた。

 

「リボーンさん、その敵体マフィアとはどこのファミリーですか?」

「ジョーコファミリーだぞ」

「! 最近頭角を表しているというあのジョーコですか!?」

「その通りだ」

 

 ジョーコファミリー。聞いた事ないな。

 元々マフィアに詳しい訳じゃないけど……

 

 すると、今度は山本が口を開いた。

 

「んで、現状は?」

「姉妹校の数名が負傷。死人はまだ出てねぇそうだ」

「敵の戦力は?」

「空に飛行船が1機飛んでいるのと……戦闘員が30人くらいだな」

「戦闘機と戦闘員30人か……」

「そうだ。ツナ、獄寺、山本、クロームには敵対マフィアの対処をしてもらうぞ」

「はいっ!」

「わかったぜ!」

「了解」

「わ、わかった」

 

 俺達がそう返事をすると、リボーンがジュラルミンケースを掴んで椅子から飛び降りた。

 

「よし、じゃあ行くぞお前ら」

 

 リボーンが部屋を出て行こうとするのでそれについて行く。

 

 その最中、背中の方からコロネロの声が聞こえて来た。

 

「京子とハルは俺と一緒に怪我をした姉妹校の生徒の所に行くぞ。仕事だぜ、コラ!」

「うんっ」

「頑張りましょう!」

 

(……仕事? コロネロは2人に何をさせる気なんだ?)

 

 気にはなったが、リボーンがもう部屋の外に出てしまっていたので仕方なく後を追いかける。

 

 リボーンが向かったのはホテルの屋上だった。

 

 ?? ホテルの屋上 ??

 

 ホテルの屋上から表マフィァランドを見渡すと、黒服を着た怪しげな3つの集団と空に浮かぶ飛行船が見えた。

 

 どうやら、30人の戦闘員を10人ずつに分けて3つの集団で行動させているようだ。

 戦闘機は特に何かするわけでもなく、ただ空中で停滞している。

 

(あの飛行船に乗ってマフィアランドに来たのか?)

 

 俺達が敵体マフィアを観察していると、リボーンはジュラルミンケースを開いた。

 その中には、高校に入ってから目にしていなかった懐かしい物が入っていた。

 

「あ、ボンゴレギア!」

 

 中に入っていたのは……

 

「大空のリング verX」

「嵐
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