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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
表マフィアランドにて@
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「あ、姉妹校の獄寺君とクロームちゃんだ♪」

「……」

「わわわ……知らない人が4人も」

 

 そういえば、獄寺君とクローム以外は皆と話した事がないよな。

 まずは皆に何をしているのか聞いてみよう。

 

「獄寺君。姉妹校も自由行動なの?」

「はい! 2日間の自由行動です!」

「ドナートとレオナルドは?」

「ドナートはアトラクションの整備、レオナルドはホテルで仕事してます。あいつら遊園地で遊ぶよりもそっちの方がいいらしくて」

「そっか……あ、皆に紹介するね!」

 

 俺は綾小路君達に山本達の事を紹介する事にした。ビアンカ達とは特別試験中に森の中で出会って仲良くなった事にしておいた。

 

「山本君にビアンカさん。それとアルロさんとカルメンさんね。よし、覚えたよ♪」

「うん! よろしくねっ!」

 

 桔梗ちゃんとアルロが握手をしている。もう仲良くなったとはさすがは桔梗ちゃん。

 後、やっぱりアルロは人懐っこいんだな。

 

「俺達適当に回るつもりなんだけど、獄寺君達は?」

「こっちも適当に回るつもりでした! 宜しければご一緒出来たら嬉しいのですが」

「うん。もちろんいいよ。あ、皆もいいかな?」

 

 俺がそう聞くと、皆無言で頷いてくれた。

 と、いうわけで。俺達は11人で遊園地を回る事になったのだ。

 

 手始めに「まずは絶叫マシンからだろ?」という山本の発案により、絶叫マシンをいくつか回った。堀北さんは興味がなく佐倉さんは絶叫系が苦手なそうだったので、2人には申し訳ないけど残りのメンバーで楽しんだ。

 

 数種類の絶叫マシンに乗った後、途中に設置されたベンチで休む事にした。

 

「久々に絶叫マシン乗ったなぁ〜」

「私も、中学の修学旅行以来かも!」

 

 俺、桔梗ちゃん、獄寺君、山本、アルロは普通な楽しみ方をしたんだけど、綾小路君、山本、ビアンカ、カルメンはまた別の楽しみ方をしていた。

 

 山本とビアンカはずっと笑顔のまま表情が変わらないし、綾小路君とカルメンは無表情のままだった。

 

「カルメン、絶叫マシンに強いんだね。全く表情を変えないし」

 

 特別試験初日の会合で、噛んで真っ赤になっていたカルメンにしては意外だった。

 

「あはは、カルメンは無表情なんじゃないよ。気を失っているんだよ?」

「え? どう言う事?」

「見てて〜?」

 

 カルメンに感心していると、アルロがそんな事を言い出してカルメンの眼前で手を構えた。

 そして、両手を勢いよく合わせて大きな音を鳴らした
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