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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
 ?? 特別試験終了後、浜辺 ??
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 俺は今までの綾小路君の行動と、宣戦布告された時の言葉から、綾小路君はすごい優秀な頭脳を持っていて、今まで俺がぶつかってきた問題に対しても俺と同じ答えを導き出している事に気がついた。

 

 なんでいつもは隠しているのかは知らないが、目立ちたくないと言う彼にとっては大事な事なのだろう。

 そして俺が仲間と超直感の力で辿り着く答えに、綾小路君は自分の頭脳だけで辿り着く事ができる。

 

 以上の事をふまえると、綾小路君ならば俺が考えたものと同じ作戦を確実に見つけるだろう。

 そして俺のやり方が気に入らないのだから、俺が決して選ばないやり方を選ぶはず。

 

 つまり、綾小路君に勝つ為には彼ではできない方法を取って先に仕掛けるしかない。

 作戦を立てる時にはその事も注意しようと決めた。

 

 ……結局、収穫はBクラスと友好関係を結べた事ぐらいだったけど、裏でビアンカに別の指示を出しておいたんだ。

 

 それは、偵察中ずっと獄寺君の腕時計と通信をし続け、そこから聞こえてくる人物の声と話し方の癖を覚えてほしいという指示だ。それをビアンカは見事に成功させて、偵察中に言葉を発したある3名の声の模倣をできる様にしてくれた。

 

 夕方にはCクラスの生徒達がリタイアし始めたが、レオナルドとカルメンにはリタイアせずに森の中に潜伏させた。

 

 そしてまた夜の会合。そこでは、Cクラスの龍園君と伊吹さんと金田君の3人はリタイアしなかった事が分かった。

 

 これでCクラスは試験から降りていないことが確定した。

 こうなったからには、やっぱりAクラスとCクラスの取引内容を知りたい。

 

 その為に、ドナートとアルロにカスタムさせた腕時計を使って、ビアンカに龍園君の声で葛城君に通信してもらい、ドナート達が葛城君の荷物を探らせる事に決めた。

 

 レオナルドには龍園君の潜伏先探させて、カルメンにはAクラスの拠点に潜入する方法を探す様に指示を出しておいた。

 

(なぜカルメンにそんな指示を出したのといえば、後に決めた作戦に絶対必要な作業だからだ)

 

 

 ?? 特別試験、3日目 ??

 

 3日目の午前中。ビアンカ達が見事にやり遂げてくれたおかげで、AクラスとCクラスの取引内容を知ることができた。

 

 その取引内容は以下の3つ。

 

@Aクラスの欲する備品200ポイント分をCクラスのポイントで購入する。

ACクラスが得た他クラスのリーダー情報をAクラスに教える。

B2学期以降、Aクラスの生徒は龍園に毎月2万PPずつ譲渡する。

 

 つまり、C
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