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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
 ?? 特別試験終了後、浜辺 ??
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「よし、それでは合否の確認といくぞ。ツナ、初日からどんな動きをしたのか、最終的にはどんな作戦を立てて、Otto talenti をどう動かしたのかを話せ」

「うん、わかった」

 

 リボーンに報告する為、初日から行動を振り返ろう。

 

 ?? 特別試験初日 ??

 

 特別試験初日は、拠点探しで終わったけど、

 ルールに関して重要な事実を知ることができた。

 

 それは、拠点を茶柱先生に報告した時の事。

 報告ついでにある質問をしたんだ。

 

 〜初日の正午、教師用施設にて〜

 

「茶柱先生。スポット占有に使うカードキーって、壊れたりしたら再交付してもらえますか?」

「! 再交付は可能だ。カードキーとしての機能が使えないと私に証明できればだがな」

「なるほど……じゃあもう一つ聞きたいんですけど、カードキーにリーダーの腕時計を登録するじゃないですか。カードキーを交換した場合は、リーダーも登録し直しですか?」

「……それは答えられない。ただ、リーダーは正当な理由なく変える事はできないとだけ言っておこう」

「そうですか、ありがとうございます」

 

 試験の勝敗に関わる質問には明確には答えられないらしいけど、それだけで十分だった。

 

 この質問で分かった事は2つ。

 1つはカードキーの再交付は可能という事。

 もう1つはカードキーが新しくなってもリーダーは変えられないという事。

 

(これは後の作戦に大きな意味をもたらした)

 

 ……後、綾小路君から勝負を挑まれもしたね。

 

 そして、深夜。Otto talenti との会合でそれぞれから情報を集めたんだ。

 おかげで5つの事実が分かった。

 

@Cクラスは2日目の夕方にリタイアする

AAクラスはCクラスのポイントで備品を購入した

BAとCで何かしらの取引がなされている

CCクラスの伊吹と金田がBとDクラスにそれぞれ入り込んでいる

DAとCはどちらも無線機を購入している

 

 以上の事を踏まえて、まずはAとCの取引を調べる為にドナートとアルロに無線機のカスタムを頼んだ。

 

 

 ?? 特別試験、2日目 ??

 

 2日目。朝早く綾小路君が何かをしていた事に気づいた。

 けど、何をしたかはわからなかった。

 

 午前中は伊吹さんの見張りをクロームにまかせて、俺と獄寺君は堀北さんと綾小路君と共に他のクラスの偵察に出た。

 

 そして、Cクラスの計画を綾小路君が一度見ただけで見抜いてしまった。
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