]世、新たな試練にぶつかる。
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を指さした。
「それは獄寺に頼め。獄寺と山本も otto talenti のメンバーだからな。獄寺にはお前と他メンバーとの連絡役を任せている」
「そうなんっす! 連絡を取りたい時は俺に言ってください!」
獄寺君が嬉しそうに自分を指さした。
山本と獄寺君がいるのは心強いぞ。
「……わ、わかった」
「よし。ならばクラスの元に戻れ。あんまり遅くなると変な目で見られるからな」
「うん……」
リボーンに言われてボートを降りようとすると、獄寺君達が口を開いた。
「10代目、また後で!」
「ツナ、後でな」
「頑張れよ、コラ!」
「お前の手腕を楽しみにしてるぞ、沢田」
皆に苦笑いで返しながら、ボートから出た。
(……どうしよう。8名全員を作戦に組み込むって、作戦をしっかり立てないときついよなぁ)
頭の中でそんな事を考えながら、Dクラスの皆に合流すると、綾小路君に声をかけられた。
「……お、沢田。結構遅かったな」
「う、うん。意外と量があってさ」
俺が戻ってきたのを確認すると、茶柱先生が真嶋先生に合図する。すると、真嶋先生が口を開いた。
「……これより試験を開始するが、その前にお前達に紹介する者達がいる。君達、こっちに来なさい」
真嶋先生が後ろの方を振り向くと、真嶋先生の後ろから8人の高校生が並んで出てきた。その中に山本と獄寺君もいる。
(……あれが、Otto talenti のメンバーか)
見た感じ、日本人は獄寺君と山本の2人だけみたいだな。あとの6人の内5人はイタリア人っぽいけど、残りの1人は……着ているジャージのフードを目深く被っていて顔は見えない。
(なんかマーモンみたいな格好だな……)
そんな事を考えていると、真嶋先生が話し始めた。
「この8人は、イタリアにある高度育成高等学校の姉妹校で選ばれた優秀な生徒達だ。今回の特別試験に、姉妹校との交流として参加してもらう。各クラスに2名ずつ入ってもらうから、各クラス暖かく受け入れるように!」
真嶋先生がそう言うと、8人はそれぞれ別のクラスの方に歩いて行った。
「ども。俺、山本武っていいます。よろしくな!」
「山本君かぁ。うん! こちらこそ♪」
山本はBクラスに配属されたようだ。
仲良しなBクラスには山本はぴったりかもしれないな。
一方、Dクラスには……
「10代目っ! 同じクラスに入れて嬉しい
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