]世、バカンスに行く?
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……こんなきれいなお辞儀を俺にする人は……まさか!?)
「ご、獄寺君!?」
「はい! 10代目! あなたの右腕、獄寺隼人です! またあなたに会える日を心待ちにしておりましたぁぁっ!」
獄寺隼人君。俺の同級生にしてボンゴレ]世の嵐の守護者だ。
獄寺君は感極まったのか、跪きながら俺の足元に縋り付いた。
「10代目〜、10代目ぇ〜(泣)」
「ちょっ、なんで泣くんだよ獄寺君!」
「はははっ、こいつツナに会えるのを心待ちにしていたからなぁ〜」
獄寺君が泣き出してしまって対応に困っていると、獄寺君の近くに立っていたもう1人の人物が話しかけて来た。
そして、その人物も俺のよく知る相手だった。
俺の親友にして、ボンゴレ]世の雨の守護者。山本武だ!
「や、山本ぉ!? なんで山本まで!?」
「はははっ、いや〜久しぶりだなぁ、ツナ!」
「ええっ!? 何この状況! 意味不明なんだけど!?」
あまりの異常事態に困惑していると、背中に強烈な蹴りが入れられてしまった。
「ボスがオロオロしてんじゃねぇ!」
「ぐふぅ!」
「10代目ぇ!?」
蹴りの威力で俺は倒れ込んでしまう。
こんな蹴りをしてくるのは1人しかいない。リボーンだ!
「何すんだよリボーン!」
「お前が守護者の前であたふたしてっからだ。ボスがそんなんじゃ守護者達が可哀想だろうが」
「ぐっ……」
ど正論に何も言い返すことが出来なかった……
「10代目、大丈夫ですか?」
「う、うん」
獄寺君に手を貸してもらい起き上がる。
そしてリボーン、コロネロ、ラルミルチの前に再び立った。
「……で、なんで皆がいるんだ?」
冷静になってからリボーンに説明を求めると、リボーンはゆっくりと説明を開始した。
「まず、この島が何なのか気づいているか?」
「……やっぱりマフィアランドなのか?」
「そうだ。正確には新マフィアランドだけどな」
「え? 新?」
「そうだ。ここは、ツナの特別試験の為に作られた新しいマフィアランドなんだぞ」
「ええっ? 今回の試験の為にわざわざ作ったの?」
「ああ、お前が高度育成高等学校に入学が決まった時点でな」
「……なんでそこまでするんだよ〜」
「まぁお前の為だけじゃねぇ。この島はボンゴレの訓練施設にもなってるからな」
「ボンゴレの訓練施設!? どういう事!?」
「だから慌てんな。ボンゴレの訓練施設と言
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