]世、事件にけりを付ける。
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対する訴えを取り下げると言うなら……今回の件でお互いに受けるダメージは同じ。俺と君達の受けた肉体的ダメージのみで済むけど……どうする?」
石崎君は俯いたまま頷いたので、その場で学校のトラブル等を取り扱っている部署に電話をかけさせる。そして俺達の目の前で訴えを取り下げさせた。
ちゃんと訴えを取り下げた事を確認すると、俺達は3人を開放した。
ずっと俯いている石崎君と、退学にならずに済んで喜んでいる小宮君と近藤君。
俺は一つ言い忘れている事を思い出し、階段を下りている3人に声をかけた。
「ねぇ!」
「……なんだよ」
「もう一つ言っておきたい事があったんだ!」
「……なんだ?」
「うん。今回は須藤君の完全無実にする為に痛み分けにしておくけど……次に須藤君、いや、Dクラスの誰かに直接手を出したらその時は……死ぬ気で相手するから。……それを覚えとけ」
俺の言いたい事を聞き終えた3人は、なぜか怯えたような顔で走って逃げて行ったのだった……
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