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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
]世、解決に向けて動く。
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「大丈夫です。俺は佐倉さんの事を信じているので」

「……信じているだと?」

「……さ、沢田君」

 

 そして彼は、生徒会長に向かって堂々と宣言してみせました。

 

「佐倉さんが真実を証言している事は、俺が必ず証明してみせます。なので安心して下さい」

「……いいだろう。沢田、私を失望させてくれるなよ?」

 

 そう言うと、生徒会長は書記の方を連れてスタスタと歩いて行ってしまいました。

 

 また2人きりに戻ると、彼に声をかけられました。

 

「あっ、佐倉さん震え止まったみたいだね!」

「えっ? ……あ、本当だ」

 

 いつのまにか私の震えは止まっていた。

 きっと、さっきの彼の言葉が嬉しかったんだろうな。

 

「じゃあ、教室に戻ろうか!」

「うん、そうだね……」

 

 彼と一緒に歩きながら、私はなぜか寂しいなと感じていた。

 

 ……沢田君なら、あのストーカーについて相談しても嫌がられないかな……

 

 

 ?? ツナside ??

 

 佐倉さんを連れて教室に戻ると、桔梗ちゃんが声をかけてきた。

 

「あっ! 審議はどうだったの?」

「なんとか明日まで審議を持ち越せたよ。本当に佐倉さんのおかげだね」

「よかったぁ♪ あ、佐倉さん。今日は一緒に帰らない?」

「え? 私が……ですか?」

「うん!」

 

 佐倉さんが少し悩んでいるようなので、俺は理由を説明する事にした。

 

「Cクラスの奴らがちょっかいをかけてくるかもしれないからさ。桔梗ちゃんと一緒にいれば多分大丈夫だと思うんだ」

 

 本当は別の事が心配で1人で帰らせたくないんだけど、わざわざ不安にさせることはないよな。

 

「……は、はぁ……」

「よし! じゃあ帰ろ〜♪」

「えっ! ちょっと待って下さい」

「いいからいいから♪ 今日のところはお願いだから大人しく従って! ね?」

「え〜……わ、わかりました」

 

 こうして、桔梗ちゃんと佐倉さんは一緒に帰って行った。

 

「……よし。俺も行くか」

 

 そして、俺は綾小路君達の待つ特別棟へと向かった。

 

 

 ?? 特別棟3F ??

 

「2人共、お待たせ」

「ああ」

「遅かったわね」

「ごめんね。……で、どう? やっぱり監視カメラはない?」

 

 俺の質問に、2人共無言で首を降った。

 

「ないわね。この特別棟には教室内以外には監視カメラは設置されていないわ
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