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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
]世、審議に挑む。
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より、ついにCクラスとの対決が始まった……

 

 

 

 ?? 綾小路side ??

 

 須藤に対しての審議が始まった。

 Cクラスの参加メンバーは、石崎、小宮、近藤。そして、俺達と同じく当事者ではない者。

 名前は伊吹と言うらしい、Cクラスの女子生徒だ。

 

「須藤君に部活終了後に特別棟に呼び出されたんです。そしたらいきなり暴力を振るわれたんです!」

「嘘つくな! お前らが俺を無理やり特別棟に連れてったんだろ! それで俺の腕や足に怪我をさせようとしてきたんじゃねぇか! 俺は自分の身を守っただけだ!」

「須藤君は嘘をついています! 彼は日頃からバスケ部でも僕達に暴力を振るっているんです!」

「それもお前らがやってんだろ! いつも練習の邪魔ばっかりしやがって!」

 

 審議の序盤は、バスケ部である小宮と近藤、そして須藤による「自分が正しい。相手が嘘を言っている」という文言を色々な言い方で言い合うだけの場となってしまった。

 

(……これでは審議が進んでいかない)

 

 そう思った所で、生徒会長が手を上げて須藤達を制した。

 

「……もういい。お互いに相手が悪いの一点張りでは審議などできない。……そこで、当事者でない者達に意見を述べてもらおうか。まずはCクラスからだ」

 

 生徒会長にそう言われた伊吹は、椅子から立ち上がるとビシッと須藤を指さした。

 

「生徒会長。お互いの証言に証拠はなくとも、見ればすぐに分かる事実があります」

「……それはなんだ?」

「もちろん。石崎達は怪我をしているのに、須藤は怪我をしていないという事です。これは、須藤による一方的な暴行を受けた証拠に他なりません」

「そうだな。須藤の暴力によりCクラスの生徒3名が怪我をした。これは間違いない事実だ」

 

 生徒会長は伊吹に頷いて見せると、今度は俺達の方に顔を向けた。

 

「……Dクラス、新たな証言や証拠がない場合は、ここで結審とするぞ。……どうする。何か言いたい事があるか?」

「もちろんです! 生徒会長」

 

 すでにDクラスの負けだと遠回しに言っている生徒会長だが、一応形式上はこちらの意見も聞いてくれるようだ。

 

 沢田が手を挙げて生徒会長にアピールすると、生徒会長は頷いた後「言いたい事を言え」と言いたげに顎で示した。

 

「はい。では、Dクラスの意見を言わせて……」

「ちょっと待て!」

 

 沢田が立ち上がり、意見を述べようとしたその瞬間。

 伊吹が机を強く叩いて注目を集める。

 

「……なんだCクラス。今はDクラスが
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