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ようこそボンゴレ]世。実力至上主義の教室へ
Dクラス、トラブルが起きる。
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なると、堀北さんと綾小路君はスタスタと帰って行ってしまった。

 

「……私達も、帰ろっか?」

「うん、そうだね」

 

 今日やれる事はやり尽くしたっぽいので、俺と桔梗ちゃんもマンションへ帰る事にした。

 

 

 ?? 翌日、昼休み ??

 

 昼休み、俺と桔梗ちゃんはどこかに行こうとする佐倉さんを呼び止めた。

 

「あ、佐倉さん! ちょっと待って!」

「! ……な、なんですか?」

 

 廊下を歩いていた佐倉さんは、桔梗ちゃんに声をかけられてビクビクしながら振り向いた。

 

「ごめんね、呼び止めちゃって。実は佐倉さんに聞きたい事があるの」

「……聞きたいこと、ですか?」

「うん。あのね、昨日の須藤君の事件の事なんだけど……」

「っ! ……わ、私は何も知りませんっ!」

「あっ! ちょっと待って!」

 

 走って逃げようとする佐倉さんの腕を桔梗ちゃんが掴む。

 

「……っ!」

「あっ!」

 

 しかし、勢い余って佐倉さんは転んでしまった。その時に、佐倉さんが持っていたデジカメが大きな音を立てて廊下の地面に叩きつけられてしまう。

 

「あっ!」

 

 佐倉さんが慌てて拾い、電源ボタンを押してみるが、一向に電源が入らない。

 

「嘘……壊れた」

「ご、ごめん。私が腕を掴んじゃったから」

「……いえ、私の不注意ですから。修理にだせば……あっ」

 

 修理に出すと言った途端、佐倉さんが微かに震え始める。

 

(どうしたのだろうか……)

 

「佐倉さん? 大丈夫? 修理代はもちろん私が出すよ?」

「い、いえ。ポイントはあるんですけど……」

「……?」

「その……これを買ったお店の店員さんがその……苦手でして」

「店員さんが苦手?」

「は、はい……あの人の目線……なんか気持ち悪くて。修理に出すのが怖いなと」

 

 佐倉さんは手を組んで震え始めた。

 

(……1人で行くのは怖いってことか)

 

「佐倉さん。じゃあ俺達も付き合うよ」

「……え?」

「修理に出しに行くのなら。俺達もついていくよ」

「あっ、そうだね! そしたら佐倉さんも少しは安心でしょう?」

「……い、いいんですか?」

 

 佐倉さんは遠慮がちに俺達の顔を見上げる。

 

「もちろん! 今日の放課後にでも行ってみようよ」

「うんっ♪ 佐倉さんは、放課後大丈夫?」

「……はい。よろしくお願いします」

 

 こうして、俺と桔梗ちゃんは佐倉さ
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