第七十四話 おぢばのカレーその十六
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「そうしています」
「そうなのね」
「はい、じゃあ明日も来ますし」
「それからもよね」
「それで今度の日曜日は」
その日はとまた言うのでした。
「宜しくお願いしますね」
「わかったわ」
新一君の妙に嬉しい感じが気になりましたが応えました、どちらにしても天下茶屋に行く予定はあったので。
こうして新一君の大叔母さん達に紹介してもらうことを決めましたが。
新一君はカレーを食べ終えると私に笑顔で言いました。
「もう回廊は拭かせてもらいましたしちょっと食後の運動で歩いて」
「お散歩するの?」
「神殿でお昼の参拝をさせてもらって」
そうしてというのです。
「図書館に行ってきます」
「それで予習復習をするのね」
「そうしてきますね」
「そっちもいさんでるのね」
「部活やってないと時間ありますからね」
だからだというのです。
「時間があったらです」
「予習復習もしてるのね」
「そうなんです、あとちょっとゲームもしたり」
「ゲームもするのね」
「パワプロが好きで」
「パワプロ?」
「野球ゲームです、ホークスでやってます」
そちらのお話もしてくれました。
「それで毎年優勝目指してます」
「ソフトバンク好きなのね」
「今はそうなんです」
「昔は近鉄ファンで」
「はい、近鉄がああなったんで」
それでというのです。
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