288 ガンマンと怪獣
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撃を行った。さりは瞬時に防弾ガラスを出現させた。だがこれでは防御するのに精一杯となってしまう。
「もう一回やったるばい!」
尾藤がボールをもう一回蹴った。だが、ガンマン達も尾藤のシュート攻撃には攻略できるようになったのか、ボールを狙い撃ちし、パンクこそしなかったものの、ボールを撥ね返されてしまった。さり達の所に尾藤のボールが帰って来る。そのボールは防弾ガラスを破壊してしまった。
「今だ!」
ガンマンがさりに向けて発砲した。
(お、終わり・・・!?)
さりは護符でまた防弾ガラスを出そうにも間に合わない。
「さりさん!!」
長山が神通力の眼鏡の効果を発動させた。更に清正が空間の槍を地面に突き刺した。弾丸は長山の念力によって肉眼で確認できるようになる程遅くなり、清正の空間の槍の効果で軌道が逸れて別の方向へと飛んで行った。
「かわしやがったな!」
ガンマンは幾つも発砲してきた。だが、それ以上弾が来ない。
「ちい、弾切れだ!」
「よし、今ね!」
さりは自分が持っているピストルで応戦した。だが、瞬時に避けられた。
「へ、なんてな・・・」
ガンマンが別の銃を出してさりを狙って早撃ちした。
「さりさん!」
その時、怪獣との交戦を終えたさきこともと子が戻って来た。さりへの銃撃がさきこのエメラルドの能力とさり自身の武装の能力が合わさって防御された。
「な・・・!!」
「ちい、もう一度だ!」
ガンマンのもう一人が発砲しようとした。だが、長山の眼鏡の神通力で引き金が弾けない。そしてさきこのルビーが光り出す。
「さりさん、今よ!」
「うん!」
さりがガンマンをめがけて三発、発砲した。ガンマン達は余裕の回避を試みた。だがさきこのサファイアも光り、ガンマン達は身体の動きも封じられてしまった。もと子の玉が黒く光り、見えないところでガンマンを攻撃する。さりともと子の攻撃が命中した。
(やった・・・?)
さりはこれで敵を倒せたのか疑わしかった。
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