這い寄りし妖獣
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ろね。貴方が色々と注文をつけるから、少し時間がかかっている」
「ウッソのV2は出せるんだな?」
「えぇ、あの子は素直にマシーンを受け入れてくれるから」
ミューラの口調には少しばかり、注文の多いヤザンへの非難と息子への自慢が滲む。
しかしそんな事は眼中になく、ヤザンは難しい顔でポツリと言った。
「あと2日か…何もなきゃいいがな…。ウッソに気張ってもらうしかない」
万が一があれば、未だ全快ではないペギーあたりからリガ・シャッコーを分捕って出撃するという手もある。
だが、やはりベスパにホラズムが発見されず、何もないのが一番望ましい。
望ましいのだが…ヤザンもウッソも、何とも嫌な予感がしてしまっている。
そして、そういう嫌な予感というのは往々にして当たるものだった。
このブリーフィングより23時間後…ホラズムに緊急避難放送が響き渡る事になる。
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