暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百七十五話
[2/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
。
じゃあ試運転もしなきゃなぁ。
「よし。じゃあ式典に向けて大掃除だな。レイヴの燃料採集も兼ねて」
「そうだね。外交団が狙撃されましたとか洒落にならないからねぇ」
本部地下施設の食堂。
シルヴヴァインの面々、連槍、ロリs、あと眠そうな箒が夕食を食べている。
「よっす久しぶりお前ら」
「お、若」
「ようヴィッサリオン」
奥の席に座っていたヴィッサリオンの隣に行く。
「このあと君らヒマ?」
「たったいまヒマじゃなくなった。若のご命令が最優先事項だからな」
「うむ。よろしい」
パンパンと柏手を2回うち、注目を集める。
「明後日、食糧支援と共に外交団の方々がいらっしゃる。
が、ここは散らかっている。掃除をしなければならない」
シルヴヴァインの面々をぐるりと見回す。
「という訳で。ヒト狩り行こうぜ!」
ぐっと手を掲げるが、しんと静まり返ってしまった。
「ミッション開始は3時間後。各々準備を済ませるように」
通達の後に、俺は箒を呼び出した。
基地内に用意した自室。
まだベッドと机くらいしかない部屋。
ベッドの上でぺたんと座って箒と向き合っていた。
「箒。俺たちは今から人を殺しに行く」
「ああ。私も行く」
「そのつもりらしいな」
ムーバルスーツを纏い、あとはアーマーを展開するだけだ。
「今回は本当に人を殺す。相手は怪異や機械じゃない生きた人間だ」
「わかっている」
「そして今この基地の周りにいるのは基本的に敵だ。
大国が水面下で送り込んできている刺客だ。公的には存在しない、工作員だ。
故に彼らを殺しても社会的に責められる事は一切ない。
だがそれでも彼らは生きている。戦う覚悟があるか?」
「わからない。でも、敵なら倒す」
「言っておくが今回の相手は捕縛後生かしておく事はない。
お前が手を下さずとも、連れ帰っても、確実に俺が殺す。
それでも戦うか?」
「戦いたい。お前と姉さんの役に立ちたい」
箒の拳がぎゅっと握られる。
「わかった。なら止めない」
箒の手を取る。
「今日、指揮を取るのは俺だ。命令するのは俺だ。
お前は、俺の命令で人を殺す。忘れないでくれ」
と、まぁ箒のメンタルケアを考えて色々言った訳だが。
「ステイ」
出撃前のブリーフィングルームにて。
「どうしたんだい若?」
「なぜ円香とリムとエレンがムーバルスーツを着ている?」
保護者組、アルシャーヴィン夫妻と束さんに視線を向ける。
「んー?それは私が許可したからだよ。いっくん」
「理由は?」
「こういうのは早いほうがいいと思ったから。かな?
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ