第八十話 久しぶりに会ってその八
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「考えて決めてる先生アホだろ」
「だって学校の先生ってね」
「ああ、八条学園は変な先生はな」
「最初から面接で見られてね」
「おかしなことしたらクビだしな」
「普通の会社と同じでね」
そうなるというのだ。
「だから物凄く少ないけれど」
「日本史の中川位か」
「あの先生また左遷されたわよ」
「ああ、そうか」
「暴力とかセクハラはないから」
「ただ授業が酷過ぎるだけだからか」
「それで学園の隅っこの隅っこに」
そうしたところにというのだ。
「送られたそうよ」
「閑職ってやつか?」
「そっちに送られてね」
「もう終わりか」
「ええ、ただそれはうちの学校だからで」
八条学園だからだというのだ。
「公立だとね」
「先生公務員だしな」
「そのこともあってね」
「中々クビにはならないか」
「それで問題起こしても」
それこそ暴力や性犯罪でもだ。
「日教組があるから」
「問題揉み消されてか」
「それで大事を穏便にとかなって」
「処罰が軽くなってか」
「クビにならないのよ」
「それでおかしな先生多いんだな」
「いい鉄は釘にならなくてね」
そしてというのだ。
「いい人もね」
「学校の先生にならないか」
「それでね」
「おかしな先生もいてか」
「おかしな校則もね」
「あるんだな」
「下着なんてね」
それこそとだ、かな恵は焼きそばを食べてから言い切った。二人共鳴海が買ってきた大きなサイズのものは食べ切りかな恵の家にあった一人前のものを食べている。
「どうでもいいわよね」
「そうだよな」
鳴海はその通りだと応えた、尚今の焼きそばはかな恵がお湯を入れて捨てた。
「もうな」
「そう思うけれどね」
「おかしな先生はか」
「そんな校則もね」
「立てるんだな」
「女の子だったら男の先生がチェックとか」
このことは嫌そうに話した。
「したりとか」
「それセクハラだろ」
「そのセクハラもね」
「許されるんだな」
「そうよ、若しかして」
「女の子の下着見る為にか」
「そんな校則あるのかもね」
こうまで言うのだった。
「何かおかしな先生が多いし」
「有り得るよな」
「大学出ても」
「それだけでな」
「コネとかで」
「入ってな」
「そのうえでやりたい放題してるのよ」
鳴海に眉を曇らせて話した。
「どうもね」
「コネで碌でもない奴入るとかな」
「酷いわよね」
「それよく政治家とかが絡むってな」
「漫画とかであるわよね」
「けれど学校だとな」
「日教組に関わりのあるね」
そうしたというのだ。
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