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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第111話 やってきました砂の世界!四天王ゼブラという男!
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いたんじゃないか?』
「マジかよ……」


 ドライグの言葉に俺は大層驚いた。皆ってそんなに鋭かったのか。


『コイツが恋愛に鈍感なだけだろう……』
「ん?ドライグ今何かつぶやいたか?」
『何も言っていないよ』


 最後にドライグが何かつぶやいたように気がしたが気のせいか。


「さあイッセー、私達もやることをやって皆と合流しよう!私達の関係も言いたいし美味しい砂料理も食べたいぞ!」
「そうだな、じゃあ行こうぜ」
「ああ!」


 俺はゼノヴィアに手を差し伸べて彼女は力強くそれを掴んだ。そしてレンタルラクダをしている町に向かって走り出した。


 こっちはどうにかなったけど小猫ちゃん達は大丈夫かな?



―――――――――

――――――

―――


side:小猫


「おいこら……てめぇ、嘘ついたのか?」
「本当です!本当にここが俺の行きつけの砂料理屋なんです!」


 イッセー先輩とゼノヴィアさんと別れてゼブラさんと砂料理を食べに来たのですが、店の全てが閉店していて何処もやっていない状況にかち合いました。


「ゼブラさん、たぶん貴方が来るって分かったから逃げたんじゃないでしょうか?」
「朝までは普通に営業していたんです!本当です!」
「……チッ」


 私のフォローを聞いた青年が必死にそう言うとゼブラさんは彼を離しました。


「嘘はついていねぇみてえだな。見逃してやるからさっさと行け」
「ひいっ!」


 青年はそう言って逃げていきました。


「クソが、腹が減ってイライラしてきたぜ」
「朝あんなに食べたのに……?」
「イリナさん、そんな事を言ったら……」
「おい女、言いたいことがあるならハッキリ言えよ」
「わーん!イッセー君助けてー!」


 お腹が空いてイライラしているゼブラさんにイリナさんがボソッとそう呟きました。アーシアさんが止めますがゼブラさんには聞こえていたらしくイリナさんに詰め寄ります。


「あっゼブラさん!あそこを見て!屋台が出てるわ!」
「あん?」


 リアス部長が指を刺した方には一軒だけ調味料などの良い匂いがする屋台がありました。


「あそこで食事にしましょう!ねっ!ねっ!」
「……」


 部長の必死のお願いを無視してゼブラさんはその屋台に向かいました。どうやらあの屋台に意識を向けてくれたようですね。


(生きた心地がしなかったわ……)


 部長は助かった……という表情を浮かべました。ここに来るまでに陰口を言った通行人にキレたり店が閉まってばかりでゼブラさんのイライラは凄かったので怖かったんです。


 ギャーくんなんて怖すぎて気を失
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