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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第111話 やってきました砂の世界!四天王ゼブラという男!
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…」
「でもなゼノヴィア、あの二人はそれと同じくらいお前の事が大事だと思うぞ。だからお前は素直に自分の気持ちを俺に言えばいい、二人だって同じ事を言うさ」
「イッセー……」


 ゼノヴィアは何かを決意した顔になり話し始めた。


「……私もアーシアのようにお前に抱きしめてほしい、イリナのようにキスをしてほしい……私はイッセー、お前が好きだ!お前を愛してる!」
「ゼノヴィア……」


 ハッキリとそう答えたゼノヴィアを俺は強く抱きしめた。


「ゼノヴィア、本当の気持ちを教えてくれたりありがとう。お前の気持ちは本当に嬉しいよ」
「そうなのか?」
「ああ、俺の心臓も鼓動が早くなってるだろう?お前を意識してるからだ」
「そうか、確かに私の耳にハッキリと聞こえるくらいに早く動いているな……」


 ゼノヴィアは俺の胸板に頭を押し付けて鼓動を聞いていた。


「ゼノヴィア、俺もお前が好きだ。かっこよく戦うお前も美味しそうに食事をするお前も全部が愛しいんだ」
「そ、そんな……愛しいだなんて……恥ずかしいぞ……でもお世辞でも嬉しいよ」
「本心だよ、誰でもこんなこと言う気はない。小猫ちゃんやアーシア達のように本当に好きな子にしか言わない。ゼノヴィア、俺の女になってくれ。俺もお前が好きだ、愛してる。ずっと側にいてほしい」
「イッセー……」


 ゼノヴィアは顔を赤くして俺の顔を見上げる、そして唇を突き出して目を閉じた。俺はそれに応えるように顔を寄せて唇を重ねた。


「ん……」


 ただ唇を重ね合うだけのキスだったが凄く興奮した、でもがっつくのはカッコ悪いので我慢する。一分、二分……そして5分が過ぎた。


「ぷはっ……」


 お互い鍛えているから常人よりは息が長続きしたがゼノヴィアが息切れしたんか彼女から離れた。


「フフッ、これで二度目だな」
「ああ、そうだな」


 ライフで偶然キスしてしまった事を思い出してお互いに笑みを浮かべる、そしてまたキスをした。


「イッセー、ウジウジ悩むなんて私らしくもなかった。心配かけてすまなかったな」
「そうだな、お前は真っ直ぐなのが似合ってるよ」
「ああ、これからはもう悩んだりせずに直に行動するよ。こんな風にな」


 再びキスをして俺達は強く抱きしめあった。


「ゼノヴィア、これからは恋人としてお互いの仲を深めて行こう」
「ああ、アーシアやイリナと共に愛してくれ」


 こうして俺はゼノヴィアとも恋人関係になった。でもまさかゼノヴィアが俺の事を好きだったなんてな、全然分からなかったぜ。


『そんなのはお前くらいだろうがな』
「えっ、そうなのか?」
『少なくとも小猫達は時間の問題だと思って
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