暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第111話 やってきました砂の世界!四天王ゼブラという男!
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アは警戒はしているがそれでもゼブラ兄を見極めたいと言う。


「私も正直今は警戒してますね、まあゼノヴィアさんの言う通りまずは彼を知るべきだと思います」
「ワン」


 ルフェイもゼノヴィアと同意見だと言いテリーは警戒の視線をゼブラ兄に向ける。


「俺も色々悪どい事をやってきたからとやかく言う気はねえが危険だと判断したら対応させてもらうぜ。一応引率なんでな」


 アザゼル先生は大人の目線で俺達の安全を優先すると答えた。


「……ぷっ、あっはっは!」
「ゼブラ、ボロクソに言われ過ぎだし!」


 それを聞いた俺とリン姉は思わず笑ってしまった。


「えっと……先輩?」
「ああごめん、皆を馬鹿にしてるつもりじゃないんだ。まさかゼブラ兄に向かってあんなハッキリとボロクソに言うとは俺も思っていなかったんだ。本当に皆と一緒にいると楽しいよ」


 俺は困惑するみんなに謝った。いやだってほとんどの人間はゼブラ兄の前ではおべっかを使って影で悪口を言うんだ、そしてゼブラ兄にバレて俺やココ兄達が止める……ってのが昔からあった。


 流石に皆も気を使ってしまうと思っていたがまさかゼブラ兄に聞こえるようにハッキリ言うとはな……やっぱ根性あるわ。


「まあ皆の言ってることは正しいよ、俺だってデザートラビリンスじゃなかったら誘う気なかったし実際に犯罪者だからな」
「なら……」
「ただゼブラ兄は命を簡単に奪っても殺した獲物は絶対に食うからな。たとえ不味くても文句言いながら喰う、そこがあるから嫌いになれねえ」
「……」
「それにゼブラ兄はなにも必ずこの世に悪影響しか与えていないわけじゃないんだ」
「26種類も生物を絶滅させておいてですか……?」
「ああ、そうだ」


 俺はゼブラ兄に声をかける。


「ゼブラ兄、飯食いに行くんだろう?準備は俺がするから皆も連れて行ってくれよ」
「せ、先輩!?」


 俺の発言に小猫ちゃんや皆は驚いた顔をする。


「はぁ?なんでこんなガキ共と……」
「出所したばかりで金無いだろ?カード貸すから頼むよ」
「チッ、勝手についてくりゃいいだろう」


 俺からブラックカードを受け取ったゼブラ兄は脅した男性に砂料理の店に案内させた。


「イッセー、どういうつもりなの?」
「言葉でどうこう言うより実際にゼブラ兄と行動した方があの人の事を分かりやすいと思ったんですよ」
「それは……」
「まあ大丈夫ですよ、最悪ルフェイに頼んで何かあったらフロルの風で俺を呼べって言ってますので」
「まあそれならいいけど……」


 ストッパーが出来る俺がいないことに不安そうな顔を浮かべるメンバーだが俺がそう言うと一応安心したようで承諾してくれ
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